『ファンタスティック・ビースト』出演のマッツ・ミケルセン
昨年、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゲラート・グリンデルバルト役を降板することになったジョニー・デップからその役を引き継いだマッツ・ミケルセンが、ジョニーと話ができたらよかったのにと、心の内を明かした。
英The Timesのインタビューに答えたマッツは、「当然、彼ら(スタッフ)は映画をやるつもりだったし、彼(ジョニー)はもう関与していなかった」と、役を交代した時の状況について振り返った。
そして、「でも、僕はその(ジョニーが降板するかしないかという)戦いに参加していない。(彼の私生活で)何があったのかは知らないし、彼が仕事を失ったことが公平だったかどうかもわからない。でも、『ファンタスティック・ビースト』が続いていることだけは知っていたし、機会があればそのことについて彼(ジョニー)と話したかったけれど、彼のことはそういう形では知らないんだ(※)」と、役を引き継ぐにあたって、ジョニーと話がしたかったという思いを滲ませた。
※マッツは以前インタビューでジョニーの電話番号は知らないと語っている。
続けて、「彼ら(『ファンタスティック・ビースト』のスタッフ)は私に電話をかけてきて、当たり前のように急いでいました。私は脚本を気に入ったので、イエスと答えました。それは多くの人のあいだで物議を醸すだろうと知っていましたが、時にはこのように展開することもあるのです」と、コメントした。
『ファンタスティック・ビースト』最新作は現在撮影が進められており、2022年7月に全米公開される予定。(フロントロウ編集部)