スコットランドでウーバーイーツを利用した少女が配達員からDMを受け取り、その内容が問題となっている。(フロントロウ編集部)

ウーバーイーツ配達員が利用者の女性にDM

 スコットランドに住む16歳の少女が、ウーバーイーツを利用した後に、配達員から受け取ったメッセージが問題となっている。

 6月のある日、彼女はウーバーイーツを使って食事を購入。それをデリバリーしてきた配達員は、食事を彼女に渡す時にウィンクをしてきたという。彼女は荷物を受け取ってすぐにドアを閉めたが、その後、携帯電話に知らない電話番号から電話がかかってきていたことに気がついた。

 そこで彼女が電話をかけ直したところ、その電話の主は配達員。最初は、配達した食事が正しかったか、状態は大丈夫だったかといった質問をされたが、次に飛び出してきた発言はこのようなものだったという。

 「でもその後、彼は『質問して良い?』と言ってきました。そして彼は、電話越しに、付き合いたいと言ってきたんです。すぐに電話を切りました」

 さらに、配達員の行動を報告しようとウーバーイーツのアプリを開いたところ、配達員から「会えてよかった。質問して良い?」というメッセージが来ていたという。彼女はすぐに母親に相談し、ウーバーイーツに報告。ウーバーイーツは現在調査中としている。

画像: ウーバーイーツ配達員が利用者の女性にDM

 英dailyrecordに当時の出来事を振り返った彼女は、その恐怖や、他の少女たちへの心配を明かした。

 「本当に怖かったし、どうすれば良いのか分からなかったです。配達員は当然どこに私が住んでいるかを知っているし、私の連絡先も知ってる。この先何が起こるのか分からなかった。こういったことは他の人にも起こるのではないかと心配しています。ウーバーイーツのアプリの年齢制限は12歳以上ということは、私よりも幼い女の子にも同じことが起こりえるということです」

 しかしじつは、ウーバーイーツは年齢制限を18歳以上に設定している。また、子供が大人のウーバーイーツアカウントを保護者の監督なしに利用することも禁止しているが、配達員になるための年齢制限ではなく、利用者側に年齢制限があることはあまり知られておらず、ウーバーイーツを利用している未成年も少なくないと見られている。

女性は様々な場所で被害を受けている

 今回は1人のウーバーイーツ配達員が問題になったが、似たような出来事は多くの女性に起こっている。

 2021年3月に、イギリスのロンドンで帰路についていた女性が誘拐・殺害された事件が発生したが、多くの女性が声をあげるなかで、すべての男性が加害者であるわけではないと反発する「Not All Men(ノット・オール・メン)」という声もあがった。しかしそれに対し、“すべての男性が加害者でなくとも、すべての女性は性被害を受けたことがある”という意味の# NotAllMenButAllWomen というハッシュタグが拡散され、女性たちが自分が経験したことのある被害をSNS上で明かした。

 そのなかでは、ピザのデリバリーや中古品の引き渡しで連絡を取った相手から、性的な連絡を受けるという被害を明かした女性は多かった。また、米Redditといった掲示板サイトでも、デリバリー配達員から私的な連絡が来たと明かしているユーザーは少なくない。

 “言い寄られるうちが華”という女性の気持ちをまったく無視した意見も見られるが、知らない男性、さらには自宅の住所を知っている男性から好意を伝えられることは、恐怖の大きい経験。

 連絡先や住所が明らかになるサービスの場合、サービスの運営会社には問題への対策が求められる。

(フロントロウ編集部)

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