ケンタッキーのポテトの「元の姿」を従業員が公開
アメリカのケンタッキーフライドチキン(KFC)の従業員が公開したポテトの「元の姿」を見て、幻滅する人が相次いでいる。
日本のケンタッキーではポテトといったらフライドポテトしかないが、アメリカではフライドポテトだけでなくマッシュポテトもある。そして、“マッシュポテト”という名前の通り、大半の人たちはじゃがいもを潰して作っていると勝手に信じていたが、実際は違った。
従業員がTikTokにアップした動画(※現在は非公開設定になっている)に映っていたのは、「KFC One Step Mashed Potato Mix」と書かれた袋に入った粉を、お湯と混ぜるという、予想とは少しというかだいぶ違う作業工程。お湯と混ざった粉はみるみるうちにマッシュポテトに変わり、あとは容器に移して、仕上げにグレイビーソースをかけるだけという状態に。
粉末のマッシュポテトを使用するのが悪いというわけではなく、“時間短縮のためにはしょうがない”と理解を示す声も多かったが、インスタントだとは思ってなかったという人たちからは「ショック」という声もあった。
じつは、マッシュポテトにかかっているグレイビーソースも、以前、出来上がるまでの過程が話題になったことがある。ケンタッキーのグレイビーソースには、クラックリングといって、フライドチキンを揚げている時にフライヤーに落ちたチキンビットを冷蔵庫で寝かせたものが使用されているのだが、あまり食欲をそそる見た目ではなかったことから、衝撃を受ける人が続出。
でも、マッシュポテトはインスタントなのに対し、グレイビーソースはイチから作っていることを考えると、グレイビーソースのほうが品質は上かもしれない。
ちなみに、こういった人気チェーン店の裏側を暴くTikTok動画がここ1、2年で急増しており、ケンタッキーだけでなく、マクドナルドやスターバックスがよくターゲットになっているが、企業秘密を外部に漏らす行為はあまり歓迎されるものではないということもあって、クビになる授業員が増えているという。(フロントロウ編集部)