まばら眉は「ペンシル」と「眉マスカラ」が重要
顔の印象を大きく左右する眉メイクのなかで、とくに悩みやすいのは「まばら眉」。まばら眉は毛の生え方にムラがあるため、地肌に上手く色がのらなかったり、書き足しているうちに眉全体が濃くなりすぎたりと、なかなかキレイに描けずに困っている人も多い。
そんな上手に仕上げるのが難しいとされる「まばら眉」でも、じつはコツさえつかめば、だれでも簡単に今っぽい「ふんわり眉」に仕上げることができるとプロは言う。セレブ御用達メイクアップアーティストのメアリー・フィリップが、まばら眉を自然に見せるテクニックを米Makeup.comで紹介した。
1.防水タイプのアイブロウペンシルで毛を描き足す
メアリーによると、まばら眉をきれいに仕上げる最初のステップは、毛が生えていない「地肌部分」を埋めて均一に整えること。しかしご存知の通り、地肌部分は色がのりにくく、汗や皮脂で崩れやすいため、ムラづきしやすいパウダーアイシャドウなどはNG。
代わりにメアリーがおすすめしているのは、しっかり発色でウォータープルーフ処方のアイブロウペンシル。なかでも自然な毛並みを描き足せる「極細芯」のアイブロウペンシルがおすすめなのだとか。
上手に描くコツについては、毛が生えにくい眉尻部分を中心に、眉毛を1本1本描き足すように、下から上へ立てるように描くのが良いそう。また、もう少し眉の印象を強くしたい場合は、ここでアイブロウパウダーを取り入れるのもアリ。眉頭から眉山にかけて、まばらになっている部分を埋めるようにパウダーを地肌になじませてみて。
2.眉マスカラで眉毛をボリュームアップ
眉毛のベースができあがったら、今度は眉マスカラで毛並みを整えながら、全体をボリュームアップさせる。とくに眉毛の立ち上がりをきれいに見せる「マイクロファイバー配合」のクリアタイプの眉マスカラなどを使うのが望ましいそう。
眉マスカラの塗り方については、マスカラブラシについた余分な液体を落としつつ、眉頭から眉尻まで上方向に梳かすのがベスト。こうすることで、自眉のもとの毛並みを活かしつつ、眉全体に厚みとボリュームを出すことができると話している。
まばら眉を自然にボリュームアップさせるプロのテクニック。ほんの少しの工夫で眉メイクの仕上がりはグッと変わるので、まばら眉で悩んでいる人はぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)