『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が、最近のスーパーヒーロー映画についてコメントした。(フロントロウ編集部)

マーベル映画、DC映画両方で監督を務めるジェームズ・ガン

 マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで脚本&監督を務めたのち、2021年8月に公開予定のDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』でも監督を務めるジェームズ・ガンが、現在のスーパーヒーロー映画についてコメントした。

 SFX Magazineのインタビューに答えたガン監督は、「それら(スーパーヒーロー映画)は今、僕にとってほとんど退屈な存在だ」とコメント。「最初の頃は大好きだったし、今でもいろいろ違うことをやろうとしている人たちがいるから、100%(退屈というわけでは)ではないけれど、多くの作品は退屈なんだ」と続けた。

 そして、その退屈な状況を打破するためには、「色々なジャンルの他の要素を取り入れること」が必要である」であると述べた。

画像: マーベル映画、DC映画両方で監督を務めるジェームズ・ガン

 ガン監督によると、新作の『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』は戦争映画というジャンルに焦点を当てているという。 

 「僕は、スーパーヴィランたちの戦争ケイパームービーを作るというアイデアを気に入った。『特攻大作戦』や『荒鷲の要塞』のような映画は、戦争を背景にして強盗の要素を盛り込んだもので、コソコソしたり、危険を冒したり、冒険したりと、様々な要素が含まれている」と語ったガン監督は、「子供の頃から好きだったジャンルの映画を、我慢せずに大々的に作ることができるという、素晴らしい口実を与えてくれたんだ」と付け加えた。

 このコメントに対しプロデューサーのピーター・サフランも、「この作品(『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』)は完全にユニークだ。1970年代の戦争映画に、ジェームズ・ガン監督のキャラクターとコメディーを組み合わせたものになっている」と語っている。

 映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』は、2021年8月13日に日本公開。(フロントロウ編集部)

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