悪目立ちさせないニキビの隠し方
ニキビをメイクでカバーしたいとき、真っ先に手をのばすのがコンシーラー。でもコンシーラーを使っても、その箇所だけかえって浮いて見えたり悪目立ちしたりすることも多く、完全に隠すのは難しい。
そんな悩みを持つ人にぜひ知ってほしいのが、コンシーラーを悪目立ちしにくくするプロのコツ。ちょっとしたコツを取り入れるだけで、ニキビをカバーしていることも分からなくなるほど、抜群にキレイに隠すことができるという。
メイクのプロがオススメする、浮かずにニキビをカバーできるコンシーラーのテクニックをご紹介。
ブラシに均一につけてから肌にのせる
浮いて見えるのを防ぎながらニキビを隠すためには、ムラができないようにコンシーラーをのせることが重要。そのためのステップとして大事なのが、肌に塗る前にコンシーラーをコンシーラーブラシに均一に行き渡らせること。
NYを拠点に活動するメイクアップアーティストのマティン・マウラウィザダは、「ブラシで適量のコンシーラーを取ったら、そのまま肌にのせるのではなく、手の甲の上でブラシを動かしてしっかりブレンドさせてから塗るようにして」とコスメブランドCliniqueの米公式サイトでアドバイス。そうすることで、コンシーラーがブラシのすべての毛に均一に行き渡るため、ニキビの上にムラなく均一にコンシーラーがのり、浮きにくくなるという。
つづけてマティンはニキビとコンシーラーを密着させるため、塗った部分を軽く叩いてなじませることを勧めた。それでも完全に浮かないとは言いがたいそうで、ブラシでブレンドしてから肌にのせて薬指で叩くというこの一連の流れを、少なくとも2~3回は繰り返すことが大事だと説明。
この繰り返しによって、肌にシームレスに溶けこんでしっかりとカバーすることができるのだという。ニキビの上にただコンシーラーを塗るという単純な方法ではなく、均一にのせてなじませるというテクニックを何度も行なうという手間が、コンシーラーを浮かせないカギのよう。
プロが教えるコンシーラーの塗り方は、定番の方法よりも時間はかかってしまうけれど、そのぶん差がつくテクニックなので気になる人はぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)