東京五輪の段ボールベッドの話はリアーナの耳にも
長さ210センチ、幅90センチ、高さ40センチ、そして耐荷重は約200キログラムで、マットレス部分が大会終了後にプラスチックへと再利用できるポリエチレン製、フレームはダンボールと、主に環境に配慮する目的で導入されたアイテムとして知られる段ボールベッド。
その存在は、シンガーとして活躍するかたわら、コスメブランドやアパレルブランドも手がけるリアーナの耳にも入っていたようで、陸上選手のシャカリ・リチャードソンのインスタグラムに段ボールベッドをイジるコメントを残した。
ご存じの方も多いと思うが、シャカリはドーピング検査でマリファナ(大麻)の陽性反応が出て、東京オリンピックの出場資格を剥奪された。そんなシャカリが大麻騒動後初めてインスタグラムを更新。彼女のことを応援する大勢のファンやセレブから集まったコメントのなかには、リアーナの名前も。
“東京オリンピックに出場しない=選手村に滞在することはない”ため、リアーナは「非・段ボールベッドに賛成」と、シャカリが段ボールベッドで寝ずにすんだことを冗談交じりに祝福した。
ちなみに、海外で「濃厚接触防止のため」「セックス禁止」を目的に導入されたのではないかとウワサされている段ボールベッドだが、選手村に滞在するアイルランドの体操選手リース・マクレナガンは、ベッドの上で力強くぴょんぴょんと飛び跳ねる内容の動画を自身のインスタグラムにアップして、耐久性を保証している。また、オーストラリアの女子ホッケー選手たちも、耐久性に問題がないことを証明するべく、段ボールベッドに5人で座る写真をSNSで公開している。(フロントロウ編集部)