『And Just Like That...』の脚本の一部が漏洩
1990年代後半から2000年代にかけて米HBOで放送され、日本でも一大ブームを巻き起こしたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)。計6シーズンにわたって放送されたドラマと続編映画2作のその後を描くミニシリーズ『And Just Like That...(アンド・ジャスト・ライク・ザット/原題)』が2022年上半期にストリーミングサービスのHBO Maxで配信開始を予定しており、現在、『SATC』ゆかりの地であるニューヨークで連日進められている。
ファンたちが期待に胸を膨らませるなか飛び込んできたのが、同作のとあるエピソードの脚本の一部がリークしたというニュース。
リークした脚本を独自に入手した米Page Sixによると、そのなかには、サラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公のキャリーとクリス・ノース演じるミスター・ビッグの結婚が破綻してしまったことや、キャリーがコラムニストを辞めてポッドキャストの配信者へとキャリアチェンジしたことを示唆する内容が含まれていたという。
サラ・ジェシカ・パーカーが余裕の反応
もしもリークした脚本通りに物語が進む場合、ネタバレとなってしまうのでフロントロウでは具体的なセリフは割愛するが、米The Cutは約1分間におよぶ該当シーンのひとつひとつのセリフを独自に分析した「What Can We Learn From the Leaked Sex and the City Script? (訳:『セックス・アンド・ザ・シティ』のリークした脚本から私たちは何を学べる?)」という記事を掲載。
「ミランダの髪はもう赤くないし、シャーロットはイングリッシュブルドッグを買っている。キャリーはコラム執筆からポッドキャストに鞍替えしたよう。新作に関する私たちのセリフごとの分析やセオリーをチェックしてみてください」とインスタグラムを通じて宣伝した。
すると、これにサラ本人が反応。こんなコメントで余裕を見せた。
「ぜひ、その分析を読んでみたいものね」
脚本の一部が漏れてしまったくらいでは動じないという意味なのか、それとも、リークした内容は事実ではないということなのかは不明だが、サラは明らかにダメージを受けていない様子。むしろ世間が騒然としていることを面白がっているような印象すら受ける。
ミスター・ビッグの元妻がカムバック
ドラマ版でくっついたり離れたりを繰り返しながらも、最後には大団円を迎えたキャリーとミスター・ビッグ。映画版の1作目では結婚が描かれ、2作目では結婚から数年後に訪れた危機が描かれたものの、最終的には仲直りし、その後は円満な結婚生活を送っているものとみられていた。
50代を迎えたキャリーとミスター・ビッグの関係が『And Just Like That...』でどう展開するかは、観てからのお楽しみ。
2人のストーリーと関係があるかは定かではないが、キャリーとの結婚以前に2度の離婚歴があるミスター・ビッグの前妻の1人であるナターシャを演じた俳優のブリジット・モイナハンの姿が、先日ソーホーで行なわれた『And Just Like That...』の撮影現場で目撃。新作の物語に何らかの形で絡んでくるものとみられている。
(フロントロウ編集部)