音楽界の愛され歌姫、アン・マリー
エド・シーラン、ナイル・ホーラン、リトル・ミックス、チャーリー・XCX、マシュメロ、デヴィッド・ゲッタ、カリード、ヤングブラッドなど、音楽界でさまざまなアーティストから愛されていて交流があるアン・マリー。
なかでもエドとは彼が20歳の頃からの大親友で、一緒にツアーに出たり、2018年にシングル「2002」を共作したりとコラボを続け、先日発表されたアン・マリーのニューアルバム『セラピー』の収録曲「ビューティフル」の制作にエドが参加して再びコラボ。
2021年7月には、仲の良い人とテレビを見るイギリスの国民的番組『Gogglebox』のセレブ版に一緒に参加。ソファーに並んで座ってテレビを見ながら笑ったり語り合ったりする姿からは、2人の仲の良さが伝わった。
「アン・マリーとは僕が20歳の時以来からの友達で、彼女とはパリのバーで始めて会った。それ以来友達として遊んできた。(中略)彼女とはアーティスト仲間である前に大切な友達だから、一緒に仕事ができてとても嬉しいよ」
アン・マリーは人を「笑顔」にさせる性格の持ち主
気さくで、おおらかで、つられて笑ってしまうような笑い方をするアン・マリーのモットーは、人を笑顔にさせること。すぐ変顔をするのも、平気で自虐ネタを言っちゃうのも、ツイッターでファンにリプライするのも、すべてはみんなに“笑顔”を届けるため!
「今日の目標は、誰か(見知らぬ人でも)を笑顔にすること。それを撮影して。笑顔は世界で最も美しいもの。美しいと言ったり、その服が好きだと言ったり、元気かと聞いたりしましょう。ジョークを言うのも良いね」
アン・マリーの笑顔になるエピソード
ツイッターでめちゃくちゃ人懐っこい
「フレンズ」1曲だけでストリーミング総数25億超えという大記録を持つ人気シンガーでありながら、エゴがゼロと言えるくらい気さくなアン・マリー。“カッコ悪いかも”なんてことよりも人と繋がることを優先するから、ツイッターでもしょっちゅう自分から他のアーティストにからんでは賛辞を送っており、そんな人懐っこいアン・マリーにセレブたちもメロメロ!
無料でもいいから歌を届けたい
2019年、ソウルのフェスに出演するはずだったものの、直前に安全性の問題が出てパフォーマンスがキャンセルに。普通ならば急にできたオフにショッピングや観光を楽しむのだが、アン・マリーは自らホテルのラウンジを借りて緊急無料ライブを開催! リクエストに応えたり、紙飛行機を飛ばしたりと、ファン思いなライブは大成功となり、この一件は神対応中の神対応として世界中のメディアを駆け巡った。
ファンにアン・マリーの人柄が滲み出ている
アン・マリーの人柄の良さは、ファンにまで伝染している。例えば2021年7月に、みんなそのままで美しいと歌うエンパワソング「ビューティフル」が解禁されると、ファンたちは“#WeAreBeautifulAM”というハッシュタグを使って自撮りを投稿。ファンたちはお互いに「あなたは美しいね」などと賛辞も寄せ合い、そこには、普段からポジティブなメッセージを発信しているアン・マリーの片鱗があった。
Omg this hashtag #WeAreBeautifulAM �����❤️❤️❤️❤️❤️�
— �ANNE-MARIE� (@AnneMarie) July 12, 2021
ハッシュタグを見て、「オーマイガッド」と感無量の様子のアン・マリー。
失敗や弱さも正直に見せる
アン・マリーは、自分の弱さを見せることでも人を笑顔にしている。2020年に公式YouTubeに公開したドキュメンタリーで、学生時代にひどいイジメにあっていたことや、ずっとメンタルヘルスの悩みを抱えていたことを告白し、今は自分探しの真っ只中だと明かしたアン・マリー。話すことがカギだと考えるアン・マリーは、今はメンタルヘルスについてオープンに話すセレブの第一線に立っており、多くのファンに勇気を与えている。
アン・マリーのドキュメンタリー『How To Be Anne-Marie』
アン・マリーは「気持ちを代弁」してくれる歌姫
エンパワソングも恋愛ソングも、アン・マリーの曲には、まるで聴く者の気持ちを代弁しているかのような共感と癒しがある。その理由は、アン・マリー自身が自分の痛みや涙を正直に音楽にしているから。
自分を好きになることを頑張る、自分肯定ソング
もともと自分に自信がないタイプだというアン・マリーは、2018年にセルフエンパワソング「パーフェクト・トゥ・ミー」をリリース。この曲に対する反響の大きさに“みんなも同じ気持ちなんだ”と気づき、セカンドアルバムには「ビューティフル」という、勇気をもらえる新たな自分肯定ソングが収録されている。
倒れても立ち上がる、恋愛ソング
恋愛は失敗ばかりだったけど、毎回自分を強くしたという、恋に失敗はしても屈しないで生きてきたアン・マリー。2017年には軽快なテンポで浮気を暴く「チャオ・アディオス」がiTunesで世界8ヵ国で1位を記録するヒットとなったけれど、セカンドアルバムにも「キス・マイ(Uh-Oh)」や「x2」、「テル・ユア・ガールフレンド」など、ポップでパンチの効いた吹っ切れソングがたくさん!
思い出にひたる系のラブソング
たくさんの恋愛をしてきただけに、16億ストリーミング超えした初恋ソング「2002」で見せたような、昔の恋の思い出にひたる曲も得意なアン・マリー。新作では、ナイル・ホーランとコラボした「アワ・ソング」がそんな曲!
セカンドアルバム『セラピー』は、コロナ禍で一人きりになった時に幸せの見つけ方がわからなくなったアン・マリーが、セラピーに通いながら、曲作りでその思いをデトックスさせて作り上げられた1枚。アン・マリーの心と最も近い1枚とも言える本作、ぜひ聴いて欲しい。
<作品情報>
アルバム『セラピー/Therapy』
配信中
購入・ダウンロード:https://anne-mariejp.lnk.to/TherapyMe
1. x2 / x2
2. DON’T PLAY with KSI & DIGITAL FARM ANIMALS / ドント・プレイ with KSI & Digital Farm Animals
3. KISS MY (UH-OH) with LITTLE MIX / キス・マイ(Uh-Oh) with リトル・ミックス
4. WHO I AM / フー・アイ・アム
5. OUR SONG with NIALL HORAN / アワ・ソング with ナイル・ホーラン
6. WAY TOO LONG with NATHAN DAWE & MOSTACK / ウェイ・トゥー・ロング with Nathan Dawe & MoStack
7. BREATHING / ブリージング
8. UNLOVABLE with RUDIMENTAL / アンラヴァブル with ルディメンタル
9. BEAUTIFUL / ビューティフル
10. TELL YOUR GIRLFRIEND / テル・ユア・ガールフレンド
11. BETTER NOT TOGETHER / ベター・ノット・トゥゲザー
12. THERAPY / セラピー
13. BIRTHDAY / バースデイ*
14. TO BE YOUNG feat. DOJA CAT / トゥ・ビー・ヤング feat.ドージャ・キャット*
15. DON’T PLAY with KSI & DIGITAL FARM ANIMALS [NATHAN DAWE REMIX] / ドント・プレイ with KSI & Digital Farm Animals(Nathan Daweリミックス)*
16. BEDROOM (JJ LIN Feat. ANNE-MARIE) / ベッドルーム(JJ Lin feat. アン・マリー)*
*国内盤のボーナス・トラック
Photos: Anne Marie/Facebook, Twitter, Instagram, ゲッティイメージズ、ニュースコム
(フロントロウ編集部)