ヒップホップ界で覆面が新たなトレンドアイテムに
これまでヒップホップ界は歯につけるグリルをはじめ、数々の新たなトレンドを生み出しており、彼らのファッションは注目の的。なかでもカニエ・ウェストは、自身がプロデュースするファッションブランドYeezyが爆発的なヒットを記録し、デザイナーとしても認められ、2020年にはクリエイティブディレクターとして大手ファッションブランドのGAP と10年契約を締結。
そんなカニエがここ数ヵ月、どハマりしているのが覆面。カニエは過去のコンサートでメゾン・マルジェラ(Maison Margiela)の覆面を被っていたことがあったが、最近再び覆面を被るようになった。
これまではデザインがついたものだったが、カニエは10枚目のアルバム『Donda(ドンダ)』のリリースパーティー以降、パンストのような覆面を被る機会が増えている。
ラッパーの中でもファッショニスタなカニエが、再び覆面を被りはじめたということで、続々と後輩ラッパーたちが覆面を着用。とくにトラヴィス・スコットは、カニエが以前被っていたのと同じ覆面を使用。
さらにはラッパー界のおしゃれ男子としての呼び声が高いエイサップ・ロッキーも、先日行なわれた世界最大級のヒップホップのフェスと言われるローリング・ラウドで覆面を被りながらパフォーマンス。
その他にもプレイボーイ・カーティやランシー・フーといった若手ラッパーまで覆面をつけるようになっている。
これまで数々のトレンドを生み出してきたヒップホップ界なだけに、今後覆面スタイルが世に広まるということはあるのか?(フロントロウ編集部)