『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で人生が変わったとデイヴ・バウティスタ
2014年に公開されたMCU映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でドラックス役に抜擢され、以降、続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』や『アベンジャーズ』シリーズにも出演している俳優のデイヴ・バウティスタ(52)。
MCUでのドラックス役がすっかり定着し、デイヴのことをずっと俳優として活動してきた人と思っている方も中にはいるかもしれないが、実はデイヴは、2002年にプロレスラーとしてデビューを果たした、元WWEの選手。世界ヘビー級王座やWWE王座などで何度も優勝したことのある名レスラーだったデイヴだが、2010年に一度WWEを引退して以降は、破産状態に陥っていたという。今回、米IGNとのインタビューで明かしている。
「『ガーディアンズ』のドラックス役をゲットした時、僕にとってほとんど3年ぶりの仕事だったんだ」とデイヴは2014年に公開された同作での仕事が久しぶりの仕事だったと米IGNに語り、ドラックス役というMCUのメインキャラクターの1人に抜擢されたことで、「破産していた」状況を含め何もかもが変わることになったとして、次のように続けた。
「僕が言うところの破産は、自宅が抵当に出されて、何も残されていない状態ということだよ。あらゆるものを売りに出したんだ」とデイヴは語っている。「僕はレスリングで手にしたすべてを売りに出したんだよ。内国歳入庁(IRS)との間に問題を抱えてね。僕は何もかもを失ったんだ」。
さらに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』への出演が決まって以降のことについて、「人生が好転して、僕はより大きな成功を収めることになった。その時から、何もかもが非現実的に思えるようになったんだ」と続けている。「つい数年前まで、食い繋ぐためにお金を借りて、家を借りるためにお金を借りていたのにさ。子供たちのクリスマスプレゼントを買うためにも借金していたんだ」とデイヴは語り、「人生を変えてくれたんだ。僕に人生を与えてくれたんだよ」と締め括った。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』への出演が決まって以降のデイヴの活躍ぶりはご存知の通り。デイヴは以前、2023年5月5日に全米での公開を予定している『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3(原題)』を最後にドラックス役を退くと米Peopleに語っているものの、2021年10月15日に全国公開される映画『DUNE/デューン 砂の惑星』や、撮影開始を控えている映画『ナイブズ・アウト』のシリーズ2作目など、MCU以外にも注目作品への出演が続々と決定している。(フロントロウ編集部)