この秋に流行る4つのメイク法
まだまだ暑い日が続いているけれど、気がつけばもうすぐ秋。そこでそろそろ気になるのが、秋に新しくトレンド入りするメイク。
1年の中でもっともオシャレが楽しいと言われている秋は、メイク好きにとっても楽しいシーズン。例年秋はこっくりとした色使いのメイクや、濃いめのアイメイク、渋みのあるリップメイクなど、数多くのトレンドが登場している。
そんな秋に注目すべきメイクトレンドをプロが紹介。2021年秋にはどんなメイクがトレンド入りするのか、4つのメイクをご紹介。
アースカラーを使ったメイク
この夏は、ビビッドなカラーコスメやシマーなアイシャドウを使ったポップなメイクがトレンドとなっていたけれど、プロいわく秋になると落ち着いたアースカラーがトレンドになるそう。
セレブを手掛けるメイクアップアーティストのカーラ・ラベイロは、「この秋は、カーキやテラコッタ、ブラウン、ダークブラウンなどのアースカラーが一大トレンドになると思う」と米Popsugarにコメント。アースカラーで質感はマットなコスメがトレンドアイテムになると予想した。
メイクアップアーティストのローレン・ダメリオもカーラと同意見。ローレンは、「とくにブラウンをはじめとしたウォームトーンのアイシャドウは、秋のファッションとも相性抜群で目元の印象を際立たせられるからオススメ」と話した。
ソープブロウメイク
海外の数多くの美容メディアが今年の秋のトレンドとして紹介しているのが、眉毛の1本1本を毛羽立たせてふさふさに見せる「ソープブロウメイク」。
元々この言葉は、ハリウッドで古くから取り入れられてきた石鹸を使うメイク法を指していたけれど、ここ最近海外でじわじわと注目を集めていることで、専用のコスメや裏ワザまで登場。そしてついには石鹸を使わなくても、ふさふさ感を演出した眉メイク自体がソープブロウメイクと呼ばれるようになっている。
そんなソープブロウメイクについてメイクアップアーティストのジェイセン・ボウマンは、「大胆に眉毛を毛羽立たせたソープブロウは、秋の最有力トレンドだと思う。どんなメイクとも相性がよくて、今っぽいメイクに仕上がるよ」と米the zoe reportで話した。
大胆な赤リップの人気がカムバック
昨年以降マスクの着用時間が長くなっていることで、リップメイクを思うように楽しめないことが多かったけれど、その反動によってリップを主役にしたメイクがトレンド入り。とくに鮮やかな赤などの大胆なカラーが人気を集めるよう。
コスメブランドのランコムでシニア・バイス・プレジデントを務めるアンシー・ロウ氏は、今年のアカデミー賞でも赤リップが注目されていたことを挙げて「コスメ業界では、大胆なリップメイクの人気が復活すると予想されている」と説明。
鮮やかな赤のほか、深みのあるバーガンディやベリーのようなパープルカラーも注目だそう。
ふさふさに仕上げたまつげメイク
昨年以降マスクの着用時間が多くなり、より注目度が増しているのがまつげメイク。海外ではふさふさのまつげに見せるつけまつげの需要が劇的に高まっているのだけれど、そんなボリューミーなまつげメイクが本格トレンドに。
ジェイセンは、「つけまつげを使ってしっかりまつげを強調するメイクが、この秋のトレンドになるはず」と話し、上まつげだけでなく下まつげも目立たせるメイクが人気になると予想した。
また同じくトレンドが予想されている赤リップと合わせて、レトロでドーリーなメイクにするのも人気になるそう。
海外のプロが予想する秋のメイクトレンドを、ひと足早く取り入れてみて。(フロントロウ編集部)