『ワイルド・スピード9』で東京がふたたび舞台に
新型コロナウイルスの影響で何度も公開が延期されながらも、8月6日についに劇場公開となった『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。
本作では、死んだと思われていたハンの復活に加え、2006年公開のシリーズ3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』より、ルーカス・ブラック演じるショーン・ボズウェル、ジェイソン・トビンが演じるハンのメカニックであるアール、バウ・ワウが演じたトゥインキーも数年ぶりに姿を現す。
ワイスピが世界に見せた東京を思い出さずにはいられないが、『ジェットブレイク』では、キャラクターたちが東京に足を踏み入れるシーンもふたたび!
東京のシーンはどこでどうやって撮影された?
今回東京にいる姿が見られたのは、ミシェル・ロドリゲス演じるレティ、ジョーダナ・ブリュースター演じるミア、そしてアンナ・サワイが演じるエル。
日本のファンにとっては嬉しいシーンとなっているが、じつはこのシーンにはある裏話があるという。ジョーダナが、米Colliderのインタビューで「この話は多くの人を驚かせるかもね」と明かしたことは…?
「『ワイルド・スピード9』では、私たちは東京へは行かなかった。制作チームはイギリスのロンドンにあるセットに東京を建てたの。そして私はアクションシーンのためにアンナとミシェルと一緒にすごく一生懸命にトレーニングしていて、セットが完成するまで待ち続けたんだけど、見て分かるとおり、あのセットは非常に複雑で素晴らしいものだから、完成までにすごく時間がかかって、あのセットで練習する機会は得られなかったの。
だから私たちは段ボールで出来たセットを作った。チームは、“ここにあなたが座るストーブがあって、そうしたら悪い奴を蹴って、あとここには段ボールで作った間に合わせの引き出しがあって”みたいな感じで、私たちは段ボールで練習したの。本物のセットが完成するまでに、何週間も段ボールで出来た小さなキッチンでね。この話は多くの人を驚かせるかもね」
3人は東京に来ていない。そして、本セットでのアクションはぶっつけ本番! 段ボールで出来たセットで練習を行ない、実際にアクションをこなした3人はさすが。ちなみに東京のシーンに関しては、ミシェルも、アクションシーンのなかで最も楽しかったシーンだと明かしている。
あと2作品で完結することが発表されている『ワイルド・スピード』シリーズ。いつか実際に東京で撮影が行なわれることを期待してしまう。
(フロントロウ編集部)