気になる髪の悩みにアプローチするには、悩みに適したホームケアを取り入れることが大切。でもどうやって悩みに適しているかを見分けたらいいのか? ヘアのプロが教える、その見分け方をご紹介。(フロントロウ編集部)

髪の悩み別のベストなヘアケア

 髪の悩みにはパサつきや切れ毛、枝毛などさまざまなものがあるけれど、その原因は大きく分けて2つに分けられるという。それは髪の水分不足とタンパク質不足。

画像: 髪の悩み別のベストなヘアケア

 元々髪に含まれている水分とタンパク質は、健康的なヘアをキープするのに欠かせない要素であるため、どちらかが不足することでトラブルが起きやすくなる。そのためヘアケア法は、水分とタンパク質のどちらが不足しているかを見分けてから選ぶことが大事なのだとか。

 その見分け方を教えてくれるのは、カーダシアン/ジェンナー姉妹をはじめ、シンガーのマドンナやモデルのアドリアナ・リマなどセレブからのラブコールが絶えないカリスマヘアスタイリストのアンドリュー・フィッツシモンズ。

 ヘアケア製品のプロデュースも行なうアンドリューは、「自分の髪の悩みがどんなものかによって、水分とタンパク質のどちらが不足しているかを見分けることができるよ」と米Bustleで説明し、悩みによって異なる適切なケア方法を明かした。

切れ毛・抜け毛:タンパク質不足

 髪のハリやコシの不足、切れ毛、抜け毛、薄毛といった悩みがあるなら、髪のタンパク質が失われているサイン。

画像1: 切れ毛・抜け毛:タンパク質不足

 アンドリューは、「髪のタンパク質は元々の髪質などにかかわらず、ヘアカラーやブリーチなど色んな外的要因によってすぐに不足してしまう」と話し、水分よりも簡単に欠けてしまうと解説。このタンパク質が不足することで髪の強度が損なわれるため、ハリやコシが不足したり、切れ毛や抜け毛が起こったりするのだという。

 そんなタンパク質不足による髪の悩みにアプローチするには、不足したタンパク質を補なうことが大切。タンパク質の一種であるケラチンを含むヘアケア製品を取り入れるのもひとつの手だけれど、多くの専門家は食事などで内側から取り入れるよう勧めている。  

 アンドリューは、「食事で摂るタンパク質の量を増やすか、サプリメントなどで取り入れるのがオススメ」とコメント。また皮膚科医のニコール・ロジャース医師によると、少なくとも1日40〜50gのタンパク質を取り入れる必要があるという。

画像2: 切れ毛・抜け毛:タンパク質不足

枝毛・パサつき・ツヤ不足:水分不足

 熱を使ったスタイリングがすぐに崩れる、髪がすぐに絡まるなどセットに関する悩みがあるときや、パサつき、ツヤ不足、枝毛などが気になるときには、水分が不足している可能性が高いのだとか。

画像1: 枝毛・パサつき・ツヤ不足:水分不足

 アンドリューによると髪の水分不足は、ドライヤーなどの熱や紫外線によるダメージ、空気の乾燥によって起こりやすく、これによってスタイリングが長続きしなくなったりパサついたりするそう。

 この悩みにアプローチするためには、髪にうるおいを与えて水分を失いにくくするケアを取り入れることが大事。アルガンオイルやオリーブオイル、ヒマシ油などオイル系の成分が入っているヘアケア製品を取り入れるか、シリコンを含むヘアケア製品を取り入れるのがいいそう。また、紫外線から髪を保護するスタイリング剤を選ぶのもオススメだとアンドリューは明かした。

画像2: 枝毛・パサつき・ツヤ不足:水分不足

 ヘアケアにこだわっていてもあまり効果が感じられない人は、今一度自分の悩みに合ったケアができているか見直してみて。(フロントロウ編集部)

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