2021年のメットガラのルールとは?
毎年5月の第1月曜日にニューヨークのメトロポリタン美術館で行なわれていたファッションの祭典メットガラは、新型コロナウイルスの感染拡大により2020年は中止に。その後、2021年と2022年にかけての2部構成となる異例のメットガラが行なわれることが4月に決定した。
2021年は感染症対策のためにより小規模なものになるが、開催時期を9月にズラし9月13日に開催されるメットガラ。現在はデルタ株が流行し、アメリカでも再びマスクの着用が義務化されているなか、2021年のメットガラに参加する人は2つのことを守らなければならないとメトロポリタン美術館の広報がThe Daily Beastに明かした。
今回、参加者が守らなければいけないルールとは、マスクの着用とワクチンの接種。メトロポリタン美術館の広報は「いまのところ、9月13日に開催されるメットガラの参加者は全員、ワクチンを受けたことを証明する書類を提出しなければならず、飲食時を除く室内ではマスクを着用することになっています。このガイドラインは必要に応じて更新していきます」と発表している。
2021年のメットガラは、俳優のティモシー・シャラメ、テニス選手の大坂なおみ、シンガーのビリー・アイリッシュ、そして、詩人のアマンダ・ゴーマンというZ世代のセレブがホストとして米Vogue編集長のアナ・ウィンターと肩を並べることが決まっており、テーマは『In America:A Lexicon of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッション辞典)』となっている。
例年これでもかというほど豪華な衣装が話題になるメットガラ。2021年は参加者のマスクスタイルにも注目したい。(フロントロウ編集部)