ザ・ウィークエンド「Take My Breath」
ザ・ウィークエンドがついに次のフェーズへ。先日、それぞれ陸上女子のアメリカ代表選手であるシドニー・マクラフリンやダリラ・ムハンマド、アシング・ムー、ガブリエル・トーマスが出演する、米NBCによる東京オリンピックのプロモーション映像と共にリリースを予告していた、待望のニューシングル「Take My Breath」がミュージックビデオと一緒に公開された。
新曲は、黒のシャツに、黒の手袋、赤のジャケットという一貫したルックをはじめ、360度にわたって芸術性を徹底してきた現時点での最新アルバム『アフター・アワーズ』に続く楽曲となっており、来たる新作ではどんなテーマが新たに探究されるかにも注目。
フィニアス「A Concert Six Months From Now」
妹であるビリー・アイリッシュの曲をすべて手がけ、ジャスティン・ビーバーやホールジー、セレーナ・ゴメス、カミラ・カベロらの楽曲にもソングライターとして参加しているフィニアスことフィニアス・オコネルが、ソロアーティストとしてのファーストアルバム『オプティミスト(Optimist)』を2021年10月15日にリリースすることを発表。
日本盤もリリースされる13曲入りの本作には、12曲の未発表曲に加えて、フィニアスが作曲した悲痛なバラード曲「What They'll Say About Us」が収録。今回、アルバムより新曲「A Concert Six Months From Now」がミュージックビデオと共に公開された。
マネスキン & イギー・ポップ「I WANNA BE YOUR SLAVE」
アバやセリーヌ・ディオンらを輩出したことで知られる、ヨーロッパ最大の音楽コンテストである今年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストにて、イタリア勢として31年ぶりに優勝を果たし、ここ日本でも「ジッティ・エ・ブオーニ」と「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」の2曲が、6月16日付のSpotify「バイラルトップ50-JAPAN」の1位を含むTOP10にランクインするなど、ロックファンを魅了しているマネスキンが、グラミー特別功労賞の受賞歴も持つレジェンドであるイギー・ポップを迎え、「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」の新バージョンをリリース。
「マネスキンは俺を大いに熱く興奮させてくれた」とイギーがコメントを寄せているほか、マネスキンはリリースに際して次のようにコメントしている。
「彼が俺たちの音楽をとても気に入ってくれて、一緒にやりたいと言ってくれたことは本当に光栄なことだった。彼が俺たちの目の前で『アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ』を生で歌ってくれて感激したよ。あんなにビッグなアーティストがあんなに心がオープンでフレンドリーだなんて、とてもグッときたね。俺たちは全員彼の音楽を聴いて育ってきたし、バンドを始めるというインスピレーションをくれたのも彼だった。彼と知り合いになれて一緒に音楽を作るチャンスをもらったなんて、未だに信じられないんだ」
ガンズ・アンド・ローゼズ「ABSUЯD」
伝説的ハードロックバンドのガンズ・アンド・ローゼズが、2008年にリリースされた最新スタジオアルバム『チャイニーズ・デモクラシー』以来、なんと13年ぶりとなる新曲「ABSUЯD」をサプライズでリリース。しかも、1996年にバンドを一度脱退したギタリストのスラッシュ、そして1998年に同じく一度脱退したベーシストのダフ・マッケイガンというオリジナルメンバーと、フロントマンのアクセル・ローズが一緒に録音したオリジナルの新曲としては、1991年のアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン』以来、実に30年ぶりのリリースとなっており、ファンには嬉しすぎるプレゼントが届いた。
マーティン・ギャリックス feat. Gイージー&サッシャ・アレックス・スローン「Love Runs Out」
オランダ出身のDJ/プロデューサーであるマーティン・ギャリックスが、今年6月〜7月に開催されたサッカーの欧州選手権EURO2020にテーマソングとして提供したU2のボノ&ジ・エッジとの「We Are The People」以来となる、Gイージーと、カイゴやチャーリー・プースらとのコラボなどで知られる注目のシンガーソングライターであるサッシャ・アレックス・スローンを迎えた新曲「Love Runs Out」をリリース。
新曲についてマーティンは次のようにコメントを寄せている。「ジェラルド(Gイージー)は昔からの知り合いだから、そろそろ一緒に曲をリリースしなきゃと思ったんだ。サッシャは素晴らしい声の持ち主で、この曲を完成させてくれた。僕にとっては新鮮なサウンドに仕上がっているから、皆にも気に入ってもらえると嬉しいよ!」
今週のプレイリスト
今週は他に、ブラック・アイド・ピーズがラッパーのスウィーティーとインフルエンサーでシンガーのレレ・ポンズを迎えた新曲「HIT IT」、8月20日(金)に日米同時公開される新作映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』の主題歌としてマルーン5のアダム・レヴィーンが提供した「Good Mood」、2021年10月1日にリリースされることが発表されたレディー・ガガとトニー・ベネットによる2作目となるコラボアルバム『Love For Sale(ラヴ・フォー・セール)』より最初のシングルとなる「I Get A Kick Out Of You」をピックアップ。
加えて、ティナーシェがリリースした最新アルバム『333』よりDJのワックス・モティーフとコラボした「Undo (Back To My Heart)」、ラッパーのナズがリリースした、2020年8月発表の『King’s Disease(キングス・ディジーズ)』の続編アルバム『King’s Disease II(キングス・ディジーズII)』より初めてエミネムとコラボした、ヒップホップデュオのEPMDも参加の「EPMD 2」、アリアナ・グランデのコラボレーターとして知られるヴィクトリア・モネの新曲「Coastin'」を選出した。
※下記にはスポティファイのプレイリストへのリンクが含まれます。表示されない場合はフロントロウのオリジナルサイトでお読みください。
7月にピックアップした楽曲をまとめたプレイリストはこちら。
(フロントロウ編集部)