プロが「ブラシ」を勧める理由って?
メイクの仕上がりを大きく左右する「ファンデーション」。なんとなく指やパフを使っている人というも多いと思うけれど、メイクアップアーティストのガブリエル・アルモドバーによると、色ムラやアラのないつるんとした「陶器肌」を目指すなら、断然「ブラシ」を使ったほうが良いそう。
その理由について、ガブリエルは「ブラシの最大のメリットは、(ファンデが)素肌に自然になじんでシームレスに仕上がるところかな。指を使うことが悪いわけではないけれど、ブラシと違って指はムラができやすいんだ」と米Makeup.comでコメント。また、指先やスポンジではできない「くるくると円を描く動き」ができるのも、ブラシの大きなメリットだとガブリエルは言う。
そんなファンデーションの仕上がりを劇的に向上させる「ブラシ」の使い方をステップごとに丁寧に解説。
プロが教えるブラシの正しい使い方
ステップ1.リキッドファンデーションを手の甲に出してブラシにつける。このとき、動物の毛を使った「天然毛」よりも、合成繊維を使った「合成毛(人口毛)」のブラシのほうがファンデーションの保湿成分を吸収せずにきれいに仕上がるそう。
ステップ2.ブラシにファンデーションをつけたら、顔の中心から外側に向かって円を描くようにファンデーションをなじませていく。とくに、ムラになりやすい小鼻の横や口元は時間をかけて丁寧に塗ってみて。
ステップ3.顔全体に塗り終えたら、再びブラシにファンデーションをつけ、今度は赤みや色素沈着が気になる部分を中心にトントンと叩き込むように塗りこむ。最後に、Tゾーンや目の下などメイクが崩れやすい部分にルースパウダーをのせたら、シームレスな陶器肌の出来上がり。
ベースメイクと一言に言っても、塗り方やツールによってぐっと仕上がりが変わるもの。ぜひプロのテクニックを上手にマスターして、理想のベースメイクを手に入れてみて。(フロントロウ編集部)