2021年秋のアイメイクトレンド
昨年以降、マスクの着用時間が長くなったことで人気を集めているのが目元にフォーカスしたメイク。SNSでも新しいアイメイクのトレンドが次々登場している。この時期気になる秋のメイクトレンドでも、アイメイクの盛り上がりは続くと予想されていて、注目のトレンドがたくさん。
カラフルな色使いのフレッシュなアイメイクがトレンド入りした夏にくらべて、秋はモードテイストやグランジテイストのちょっぴりエッジの効いたアイメイクが注目株。
どんなアイメイクが流行するのか、メイクのプロがイチオシする秋のトレンドアイメイクを徹底調査。
リバースキャットアイ
秋に本格的にトレンド入りすることが予想されているアイメイクのひとつが、キャットアイラインを逆さにした「リバースキャットアイ」。
リバースキャットアイは一般的なキャットアイラインのように目の上に引くのではなく、目の下にキャットアイ風のアイラインを引くメイク法で、SNSで披露するインフルエンサーが続出したり、Christian Diorのランウェイメイクで取り入れられたりと注目度が急上昇している。
メイクアップアーティストのジェイセン・ボウマンは、「今までのアイラインの常識を覆すリバースキャットアイは、間違いなく秋のトレンドになると思う」と米The zoe reportでコメント。ジェイセンいわくリバースキャットアイは、楽しく取り入れられるうえ、抜群に目を引くアイメイクに仕上がるそう。
モードな進化系囲みアイライン
秋のアイメイクでは、目元を囲んだモードなアイメイクもトレンド。俳優のクリステン・スチュワートなどのメイクを手掛けるジリアン・デンプシーは「2021年の秋はレイヤーをたっぷり入れた70年代風のヘアがトレンドだから、このヘアと相性のよい重めのアイメイクが人気になると思う」と予想。なかでも注目なのが、目の上下をアイラインで囲みながら目尻の付近だけに隙間をつくる進化系囲みアイライン。
このメイクはシャネルのコレクションで披露されたことがきっかけでトレンド入りしていて、パトリック・タやニッキー・ウルフなど多くのセレブを手掛けるメイクアップアーティストもこぞって取り入れている。
進化系囲みアイラインは、2本のアイラインの間に隙間があることにくわえて、目尻のアイラインを長めにハネ上げているのも特徴で、目の縦幅と横幅の両方を強調して大きく見せられる。
エレクトリックなアイシャドウ
アイシャドウもアイメイクに欠かせないアイテムだけれど、この秋はディスコを彷彿とさせるようなエレクトリックなアイシャドウがトレンド。
ラメやグリッターがたっぷり入ったエレクトリックなアイシャドウは、ヴェルサーチの2021年秋冬のランウェイでも注目を集めたほか、コスメブランドの秋の新作アイテムとしても多く登場している。
このトレンドについてジェイセンは、「秋のメイクには、エレクトリックなブルーやピンクのアイシャドウを使うようにクライアントに勧めているよ」と明かした。ちなみにエレクトリックなカラーのほかにも、カーキやブラウンなどのアースカラーのアイシャドウも秋のトレンドになると予想されている。
スモーキーなウィングアイライン
2021年の秋は、グランジ風のスモーキーアイメイクも一大トレンドになる予感。そのなかでもプロが注目するのが、スモーキーアイメイクと目元をハネ上げるウィングアイラインを組み合わせた「スモーキーウィングアイライン」。
セレブを手掛けるメイクアップアーティストのカーラ・ラベイロは、「アイラインを自然にぼかしてスモーキーに仕上げるスモーキーウィングアイラインの人気が、突如高まっている」と米Popsugarで説明し、この秋トレンドになると予想した。
ちなみにカーラによるとスモーキーウィングアイラインは、同じくトレンド入りしているふさふさの眉メイク「ソープブロウ」と合わせることで今っぽく仕上がるという。
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(フロントロウ編集部)