トム・デイリーが作ったカーデが公の場に登場
ロンドンのウェンブリー・アリーナで東京オリンピックに出場したイギリス代表選手の凱旋イベントが開催され、ヤングブラッドをはじめアン・マリーやナイル・ロジャースなどがイギリス代表の東京オリンピックでの功績を称えるためにパフォーマンス。
その中にはイギリスの音楽業界で最も権威のある音楽賞として知られるブリット・アワードにて期待の新人に授与されるライジング・スター賞を受賞した、中国人とジャマイカ人の両親を持つイギリス人シンガーのグリフも参加。
グリフは東京オリンピックの選手の凱旋イベントということで、「東京」や「イギリス」そして「Team GB」などとデザインされた、まさにこの日のために作られたかのようなスカートを着用して登場。
ここで注目したいのは、グリフが着用しているカーディガン。じつはこのカーディガン、東京オリンピックの男子シンクロ高飛び込みで金メダルを勝ち取ったトム・デイリーが、大会期間中に観客席などでせっせと作っていたもの。
トムはこの記念すべきカーディガンをグリフに貸し、グリフはこの話題になったカーディガンを着ながらパフォーマンスを行なった。
公演後、グリフはトムとの2ショットなどをインスタグラムにアップ。そして「トム・デイリー、あなたはアイコン。私のパフォーマンスのために、この貴重な作品を託してくれてありがとう。あなたとチームGBのみんなが、この瞬間を大切にしてくれることを願っている」とキャプションをつけ、トムに感謝した。
ちなみにトムはこのカーディガン以外にも、SNSで有名なフレンチブルドッグのためのジャンパーを作るなど、多くの作品の制作に挑戦している。(フロントロウ編集部)