エミネムの子供がノンバイナリーであることをカミングアウト
ラッパーのエミネムの3人の子供の1人で、1999年〜2001年と2006年の2度にわたって結婚していた元妻キム・スコットの連れ子である19歳の子供がノンバイナリーであることをカミングアウトし、これまでのホイットニーという名前から「スティーヴ」という名前に改名することを公表した。
今回、スティーヴはTikTokへの投稿でカミングアウトしており、HBOシリーズ『ユーフォリア/EUPHORIA』のサウンドトラックに使われているラビリンスの「So Alone」をバックに、「永遠に成長するし、変わっていく」というコメントを添えて、「自分にもっと馴染めるようになった私を見て」と描かれた動画を投稿した。
動画は、スティーヴのこれまでを映したものになっていて、ジェンダー代名詞として「she/her」を使っていたホイットニーという名前だった頃の写真から始まり、その後、ジェンダー代名詞が「they/she」に変わり、スティーヴになって「あらゆる代名詞」になるまでをフォロワーに報告するものとなっている。
英語では「they」という言葉は、女性・男性という枠組みに当てはまらないノンバイナリーの人などに対して使われることでも知られている。
スティーヴが投稿した動画はこちら。
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@st0nedc0w forever growing and changing <3 ##greenscreen ##genderfluid ##bi ##life
♬ original sound - THXOC
この投稿には、多くのファンから称賛のコメントが寄せられており、姉であるヘイリー・ジェイドもいいねをしている。
また、スティーヴは今後、法的にもこの名前に改名することを目指しているといい、「パスポートの名前も変更したの?」という質問に、「まだ! 今取り組んでるところ!」と返信した。(フロントロウ編集部)