ヒラリー・ダフがワクチン2回接種後の新型コロナ感染を報告
2000年代にディズニー・チャンネルで放送され一世を風靡したドラマ『リジー&Lizzie』で、主人公のリジー・マグワイアを演じて大ブレイクした俳優のヒラリー・ダフが、新型コロナウイルスに感染したことがわかった。ヒラリーは新型コロナのワクチンを2回接種済みとのことなので、いわゆる“ブレイクスルー感染”ということになる。
ブレイクスルー感染とは、2回目のワクチン接種を終えて2週間が経過してから陽性が判明することを指し、日本でもじわじわと数が増えている。国民のワクチン接種が進んでいるアメリカでは、日本よりもひと足先に元の日常を取り戻しつつあったが、従来のものより感染力が強いデルタ株が出現したことによって、ブレイクスルー感染する人が増加。一部の州や地域で再び外出時や大規模イベントでのマスク着用が義務付けられるなど、感染対策が強化されている。
ヒラリーのインスタグラムのストーリーにアップされた投稿によると、現在、酷い頭痛に加え、味覚障害や嗅覚障害、副鼻腔の圧迫感、頭がボーッとするといった症状があるという。ただし、新型コロナに感染しても、ワクチンを接種している人はしていない人と比べて重症化するリスクが少ないと言われていることから、ヒラリーは「ワクチンを接種しておいて良かった」としている。
ヒラリーは、ほんの数日前まで新ドラマ『How I Met Your Father（原題）』の撮影に参加していたことがわかっている。正式な発表はまだないが、ヒラリーの新型コロナ感染を受けて、ドラマの撮影はしばらく中断されるものと思われる。
ちなみに、最近ではスリップノットのフロントマン、コリィ・テイラーもブレイクスルー感染したことを公表している。ワクチンを接種しているので本人いわく心配はしていないが、体調が優れないことをFacebookに投稿した動画を通じて明かし、予定していたイベント「Astronomicon」への参加をキャンセルすることを自らの口でファンに報告した。（フロントロウ編集部）
