大ヒットドラマ『ゴシップガール』の新シリーズとオリジナル版の両方でキャストのメイクを手掛けたメイクアップアーティストが、そのメイクの違いについて明かした。(フロントロウ編集部)

『ゴシップガール』新シリーズのメイク

 社会現象を巻き起こした大人気ドラマシリーズ『ゴシップガール』の9年後を舞台にした新シリーズが、ついに8月20日より日本でも配信スタート。新『ゴシップガール』は、よりスキャンダラスなストーリー展開やスタイリッシュなファッションが見どころだけれど、もうひとつ外せないのがオシャレなヘアメイク。

画像1: 『ゴシップガール』新シリーズのメイク

 オリジナル版では、セリーナやブレアといったメインキャラクターが劇中で披露するヘアメイクが注目を集めていたけれど、新作でもその影響力は高く、すでにSNSなどで話題を呼んでいる。

画像2: 『ゴシップガール』新シリーズのメイク

 そんな新『ゴシップガール』のヘアメイクは、オリジナル版とくらべて大きく変わった点がたくさんあるという。オリジナル版と新シリーズの両方でリードメイクアップアーティストを務めるエイミー・タリアモンティが明かす、オリジナル版と新シリーズのメイクの違いをご紹介。

Z世代のリアルをメイクに反映

 現代社会のリアルを反映することを意識して制作された新『ゴシップガール』は、ヘアメイクも現代風にアップデート。Z世代であるメインキャラクターをリアルな人物像として描くため、今のZ世代のトレンドをたくさん取り入れたそう。

 エイミーは、今Z世代の間ではクリーンなミニマリストメイクが人気であることから、「それぞれが持つ自然な魅力をより輝かせる、フレッシュなメイクをつくることが多かった」と米Allureに明かした。眉毛をしっかり描くことが多かった前作と変わって、オリジナル版では自然な毛並みを生かした「ソープブロウメイク」を取り入れていたのも、エイミーいわく大きな変化だったそう。

 一方で、TikTokなどのSNSを通じてルールのない自由なメイクを発信するなど、遊び心のあるメイクもZ世代の間でトレンドのひとつ。そのためエイミーは、「ドレスアップしたシーンでは、それぞれのキャラクターに合わせて遊び心のあるメイクを取り入れていた」と米Bustleで振り返り、キラキラ感を強調したアイシャドウや大胆なリップカラーを使用したと明かした。

SNSで人気のコスメを使用

 『ゴシップガール』の新シリーズの舞台となるのは、オリジナル版のときには普及していなかったインスタグラムが普及した現代。エイミーは、「インスタグラムからたくさんの美容トレンドが生まれていることは知っているけれど、正直頻繁には見てない」と明かしながらも、実際に使用したコスメはSNSで人気のものも多かったとコメント。

画像: SNSで人気のコスメを使用

 劇中ではMACやPAT McGRATH LABSといったプロ御用達のブランドのほか、SNSの拡散によってファンを獲得したGlossierの眉マスカラをはじめ、海外のメイク動画で大人気のバナナパウダーや人気Youtuberのニキータ・ドラゴンが手掛けるDragun Beautyのセッティングパウダーなどを使用。SNS発でトレンド入りしたアイテムをたくさん取り入れてメイクをつくっていたという。

セッティングスプレーが必須

 新『ゴシップガール』の撮影期間に手放せないアイテムだったというのが、メイクの崩れを防ぐセッティングスプレー。その理由は「マスク」。シーンごとの撮影の合間にはキャストたちもマスクを着用していることが多かったため、マスクでメイクが崩れないよう、ほとんどのキャストにセッティングスプレーを使用したという。これもオリジナル版の撮影時とは大きく違うポイント。

画像: セッティングスプレーが必須

 今回の撮影では、キャリアの中でもっとも多くのセッティングスプレーを使ったと話すエイミーは、Charlotte TilburyとUrban Decay、Maybelline NewYorkの3つのブランドのセッティングスプレーを使用し、それぞれ何本も使い果たしてしまうほどだったそう。

 『ゴシップガール』の新シリーズは、U-NEXTにて見放題で独占配信中なので、気になる人はチェックしてみて。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.