ソーシャル系マッチングアプリのTinder(ティンダー)のプロフィール上で「ワクチン」「接種」について言及するメンバーが急増中。デート相手に「ワクチン接種」を求める人も。(フロントロウ編集部)

ティンダーでワクチン接種への言及が急増中

 日本で新型コロナウイルスのワクチン接種が拡大し始めた2021年7月以降、ソーシャル系マッチングアプリのティンダーではプロフィール欄に「ワクチン」や「接種」というワードを使うメンバーが急増しているという。

画像: ティンダーでワクチン接種への言及が急増中

 ティンダーの発表によると、2021年7月と2021年1月を比べると、日本では「ワクチン」を含んだプロフィールが約68倍に増え、「接種」を含んだプロフィールが115倍に増加。前月の6月との比較でもそれぞれ2.4倍、2.3倍となっているため、増加傾向にあることがわかる。

 「ワクチン」や「接種」という言葉をプロフィールに使う理由は多様にあるが、ティンダーによると、「マッチ相手にワクチン接種の状況を確認するようになったり、自分が接種済みであることをアピールポイントとする傾向が見られます」という。

プロフィール例

  • ワクチン(ファイザー) 接種済み
  • ワクチン2回目接種したので遊びましょう
  • 感染対策ちゃんとしてる人募集
  • ワクチン接種2回終了まで外出しないようにしているので、それまではメッセージだけでもいい人
  • ワクチンの副反応が辛いので返信が遅くなったりするかも。気長にお願いします!
  • ワクチンの副反応が重すぎた人とつながりたい

「マスク着用」など感染対策にまつわるワードも増加傾向

画像: 「マスク着用」など感染対策にまつわるワードも増加傾向

 また、新型コロナウイルスの感染拡大により、個人のパーソナルスペースについて話題になることも増え、海外では「マスク着用」「ボーダーライン」「同意」などのワードが増加傾向にあるという。

 人との接触が社会や個人のリスクになる中、プロフィールを通じて、デート相手に、感染対策について同じ価値観や考えを求める人が増えているそうで、ティンダーは、「プロフィールを定期的に見直し、今の自分の気持ちや希望をはっきりと表示することが、安心・安全なデーティングへの近道です」としている。(フロントロウ編集部)

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