ビヨンセのネックレスが貴重なものだった
セレブ界きってのパワーカップルであるビヨンセとジェイ・Zは、初めて2人そろってティファニー(Tiffany & Co.)の広告塔に起用され、つい先日ブランドの新たなクリエイティブディレクションのもと制作されたキャンペーン「About Love」が公開された。
ジャン=ミシェル・バスキアの作品「EqualsPi」を背景に、ビヨンセとジェイ・Zのラブストーリーが展開されるこのキャンペーンでは、2人がアイコニックな「ティファニーダイヤモンド」を着用。
ジェイ・Zは1960~70年代にかけて上流階級に人気を博したジュエリーデザイナーとして知られるジャン・シュランバージェによる名作「バードオンアロック」ブローチを再構築しデザインされたカフリンクス、そしてビヨンセはリングやイヤリングをつけているのだが、最も注目されたのは大きなイエローダイヤモンドが輝くネックレス。
このネックレスのトップに輝くイエローダイヤモンドは、19世紀に発見されたジェムストーンの中で最も希少性の高い宝石のひとつ。そしてこのネックレスは映画『ティファニーで朝食を』の広告用写真でオードリー・ヘップバーンがつけ、その後、第91回アカデミー賞授賞式でレディー・ガガが着用。さらには『ナイル殺人事件』の劇中でガル・ガドットもつけている。
そんな限られた人しか着用することが許されないイエローダイヤモンドのネックレスを、今回はビヨンセが広告で着用した。
ビヨンセとジェイ・Zが出演している今回のキャンペーンは、ティファニーが続ける社会的マイノリティへの支援の一環でもあり、カーターズとパートナーシップを組み、ティファニーは、Historically Black Colleges and Universities (HBCU) の奨学金およびインターンシッププログラムに200万米ドルを支援すると発表している。(フロントロウ編集部)