イライジャ・ウッドが大作映画への復帰を希望
2000年代初頭に一世を風靡した映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで主人公のフロド・バギンズを演じた俳優のイライジャ・ウッドが、マーベル作品や『スター・ウォーズ』シリーズに出演したいと思っていることを米ETのインタビューで明かした。
『ロード・オブ・ザ・リング』以降、大作映画から遠ざかっている印象のイライジャだが、決して“大作映画に出演したくない”と思っているわけではないそうで、「（マーベル作品は）本質的に楽しいものだと思う。いわゆる大ヒット作品にはもうずいぶんと長いこと出演してないけど、『スター・ウォーズ』なんかもいいよね。僕は『スター・ウォーズ』の大ファンだから、実写化作品に参加することができたらそんな素晴らしいことはない」と言うと、さらにこう続けた。
「マーベル作品に携わるとなると…。たとえば、映画系のツイッターでマーベルの映画的な関連性について、さまざまな議論が交わされているよね。『そもそも映画作品と言えるのか？』みたいな。でも、スーパーヒーロー映画が好きかどうかは別にして、僕は純粋に楽しいものだと思う。それにどの作品も非常によくできている。あのユニバースの一員になれたら最高だよね。とてつもない規模だし、（参加できたら）素晴らしいに違いない」
マーベル作品同様、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズもかなり大規模なスケールで撮影されたことで知られるが、イライジャにとっては“またやりたい”と思えるほど良い思い出ばかりだったそうで、「もし、あの経験をもう一度できるとしたら、今すぐにでもやりたいね。4年間の大半をニュージーランドで過ごし、彼らと一緒に映画を作った。実を言うと終わってほしくなかったよ。撮影期間は16ヵ月で、その後も毎年、追加撮影や撮り直しのために戻った。それが、『毎年ここに戻ってくることができるんだ』という安心感につながっていた」と振り返っている。
ちなみに、『ロード・オブ・ザ・リング』は、ドラマ版がAmazonプライム・ビデオにて2022年9月2日より配信されることが決定しているが、映画3部作よりもはるか数千年前が舞台ということもあって、残念ながらイライジャが戻ってくることはない。（フロントロウ編集部）
