サラ・ハーディングが39歳で逝去
2000年代を代表するイギリスのガールズグループであるガールズ・アラウドの元メンバーであるサラ・ハーディング(39)が亡くなった。サラは2020年8月に乳がんと診断されたことを公表し、身体の他の部分にも転移してしまっている状況だと明かしていた。
サラの訃報は母親であるマリーによって伝えられており、マリーはサラのインスタグラムを通じて次のようにメッセージを寄せた。
「深い傷心と共に今日、私の美しい娘であるサラが悲しくも亡くなったというニュースをお伝えします。多くの方々が、サラのがんとの闘病や、彼女が最期の1日まで病気に力強く立ち向かったということを知ることになると思います。彼女は今朝、静かに息を引き取りました。この1年の間、優しくサポートしてくださった皆さんに感謝しています。サラにとってかけがえのないものとなり、自分が愛されていることを実感できたことは、彼女にとって力や安らぎとなりました。彼女は、この恐ろしい病気との闘いのことで自分のことを覚えておいて欲しいとは望んでいないでしょう。彼女は輝かしい星のような存在でした。彼女のことは、代わりにそうやって記憶に留めておいてもらえたら嬉しいです」
ガールズ・アラウドは2002年に、サラ、シェリル、キンバリー・ウォルシュ、ネイディーン・コイル、ニコラ・ロバーツの5人で結成されたグループで、「Love Machine(ラヴ・マシーン)」などのヒット曲で知られている。ガールズ・アラウドは2013年に解散しており、サラはその後、リアリティ番組などで活躍した。
ガールズ・アラウドのメンバーがサラ・ハーディングを追悼
サラの訃報を受けてガールズ・アラウドのメンバーがSNSで追悼の意を表しており、ネイディーン・コール(36)はインスタグラムにサラの写真を投稿して、「本当に打ちひしがれてる。この女性に対する私の気持ちや、彼女が私にとってどれほどの存在だったかを表現できる言葉が見つからない。きっと、多くの人たちがそうだと思う。今は、あなたにたくさんの愛を送ります!」とサラを追悼。
また、ニコラ・ロバーツ(35)もサラとの思い出の写真を投稿して、次のようにサラに追悼の意を表した。
「本当に打ちひしがれているし、こんな日が訪れてしまったことを受け入れられない。一日中心が痛んでいるし、共に過ごしてきた日々が頭の中を駆け巡っている。特に、彼女ががんと診断されてからの1年は、辛い1年となったけれど、その分、私の心には新しい思い出が強く刻まれている。伝えたいことはたくさんあって、最初は、それをここに綴るのは個人的過ぎると思ったのだけど、他の多くの人たちも彼女のことを偲んでいるということを思い出したの。私や私たちの一部は、もうここには存在しない。そんなの考えられないし、辛いし、本当に残酷なこと。彼女はきっと、今日のみんなからのメッセージを喜んでくれているはず。
電気のように刺激的な女の子だったあなたが、私たちを作ったの。あなたは笑顔をたやさずに全てを捧げた。今朝、(訃報を)知る前に白い蝶々が窓の前を飛んで行ったのだけど、あれはきっとあなただったよね」
(フロントロウ編集部)