現在イタリアで開催中のヴェネチア国際映画祭に、映画『スペンサー(原題:Spencer)』で主演を務めるクリステン・スチュワートが登場!(フロントロウ編集部)

ヴェネチア国際映画祭にクリステン・スチュワートが登場

 現地時間9月1日から11日まで行なわれる世界三代映画祭の一つ、第78回ヴェネチア国際映画祭が開催中。

 本アワードでコンペティション部門に出品されている注目作品である『スペンサー(原題:Spencer)』で主演を務めるクリステン・スチュワートが、シャネルのドレス姿でレッドカーペットに登場した。

画像1: ヴェネチア国際映画祭にクリステン・スチュワートが登場
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 『スペンサー』は、36歳という若さで急逝したイギリス王室のダイアナ妃の“人生の転機”を描く物語。映画『NO』や『ザ・クラブ』の監督を務めたスペイン出身の映画監督パブロ・ララインが手がける本作は、映画『トワイライト』シリーズなどで知られるクリステンが主人公のダイアナ妃を務める。

 「この映画では、これまでに経験したことのないほど、肉体的な喜びを感じることがでた。より自由で生き生きと動くことができ、背が伸びたとすら感じがした」と米Deadlineに語ったクリステン。

 そして彼女は、「彼女は世界で最も有名な女性だった…私も高いレベルを味わったことがあるけど、国全体、そして世界を象徴するような記念碑的な存在には到底及ばなかった」と、世間の注目を浴びて生きるという点では共感したものの、王室の一員だったダイアナ妃に対する注目のレベルは自分とは比べものにならなかったとした。

 また、当時世間を騒がせたインタビュー(※)について「もしも自分に対するウワサが間違っていて、それを訂正する方法がないことを知っていたら…。(インタビューで)今まで対話できなかった人たちに説明する時間が5分あったのに、結果的に間違った印象を与えてしまっていたら…。私は100万回でも戻って、『あのインタビューをやり直せないか?』と言いたかった。その状況に置かれた彼女を想像してみて。あそこまで追い詰められていると感じるなんて」と、ダイアナ日の悲哀や苦悩に寄り添ったコメントをした。

※英BBCが1995年に放送したダイアナ元皇太子妃の独占インタビュー。チャールズ皇太子と現在のカミラ夫人の不倫関係や、みずからの不倫についても語る衝撃的な内容だった。しかし2021年5月20日、英BBCはこのインタビューを行なうために偽造した書類を使って取材の交渉をしたという不正があったことを認め、再び世間に衝撃が走っている。

 映画『スペンサー』は、9月1日から開催されているヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、その後11月5日にイギリスやアメリカで公開される。(フロントロウ編集部)

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