『ジュラシック・パーク』続編のサラ
1993年に公開され、今なお愛される大ヒット映画となっている『ジュラシック・パーク』。スティーブン・スピルバーグ監督の代表作の1つでもあり、1997年には続編となる『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』が公開された。
続編では、ジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコムが主演となり、ジョン・ハモンドとしてリチャード・アッテンボローも前作より姿を見せる。そしてイアンの恋人で古生物学者のサラ役として、ジュリアン・ムーアが新キャストとして出演した。
前作が歴史に残る大ヒットだったということもあり、多くの人は新キャストとしてオファーを受けたら喜んでしまうだろう。もちろん、出演するにいたったジュリアンもオファーを喜んだだろうが、そこには、ある別の理由もあったという。
じつはジュリアンは、元夫との離婚調停のためにサラ役を受けたと言われている。
ジュリアンは、1986年にジョン・グールド・ルビン監督と結婚したが、1993年に離婚を申請。1995年に離婚成立となった。もちろん、スピルバーグ監督とともに仕事がしたいということも理由にあったそうだが、離婚でごたつくなか、大ヒットした作品の続編への出演オファーは魅力的だったよう。
ちなみに、ジュリアンはその後、1996年にバート・フレインドリッチ監督と交際を始め、1997年に第1子を、2002年に第2子を出産。そして2003年に結婚した。ルビン監督との結婚については「早くに結婚しすぎたの。まだそうしたくなかったのに」と振り返っていた彼女は、焦らずに30代になってから家族を持てたことは良いことだったと語っている。
(フロントロウ編集部)