アイメイクしているのに、なんだか目もとの印象がぼやける…。それ、もしかしたら眉メイクに原因があるのかも。洗練された印象に導く眉の描き方とコンシーラーの使い方をメイクのプロがアドバイス。(フロントロウ編集部)

目もとがぼやける原因は「眉下ライン」にアリ

 マスクの着用が日常化した昨今。マスクから唯一見える「目もと」に力を入れる人が増えるなか、アイシャドウやアイライナーもしっかり使っているのに、「あれ、なんだか目もとがぼやける…」と目もとの印象が薄くて悩んでいる人もいるのでは?

画像1: 目もとがぼやける原因は「眉下ライン」にアリ

 じつは、目もとの印象が薄くなる原因のほとんどは、アイメイク自体ではなく「眉下ライン」。というのも、眉下ラインは目もとの印象を決定づける重要なパーツであり、ここがぼやけているだけで、目もと全体が野暮ったく見えてしまうからだという。

 そんな眉下ラインをきれいに整えたい人に、ぜひ活用してほしいのは「コンシーラー」。

 メイクアップアーティストのアシュリー・レベッカは「ほとんどの人が気づいていないけれど、コンシーラーは眉を際立たせるのに重要なアイテムなの」と米Byrdieでコメント。続けて、アシュリーは「コンシーラーは目の下のクマや色素沈着をカバーするだけでなく、眉の形を整えて立体的に見せてくれる効果もあるの。眉の輪郭がはっきりすればするほど、明るく落ち着いた印象に仕上がるよ」と明かした。

画像2: 目もとがぼやける原因は「眉下ライン」にアリ

 そこで、今回は眉下ラインを整えて、目もとの印象をワンランクアップさせる「コンシーラー」の使い方をご紹介。

眉下コンシーラーは「色選び」が重要

 アシュリーによると、眉下にコンシーラーを塗るときに最も気をつけたいのは「色選び」。たとえば、クマ、シミ、ニキビ跡を隠すのに便利なオレンジコンシーラーは眉下ラインには不向き。かえって野暮ったい印象を与えるため、眉下ラインには必ず自分の肌色より「ワントーン明るめのコンシーラー」を使うようアドバイスした。

 ちなみに、コンシーラーのタイプについては、すこし固めのテスクチャーの「クリームタイプ」や「スティックタイプ」を選ぶのがおすすめ。リキッドコンシーラーだとカバー力が弱く、広範囲に広がってしまうため、ピンポイントにカバーできる固形タイプのコンシーラーが最適だとアシュリーは言う。

画像: 眉下コンシーラーは「色選び」が重要

 肝心の眉下コンシーラーの塗り方については、アイブロウとアイメイクの「後」に行なうのが鉄則。はじめに、平らなブラシにコンシーラーを少量つけ、眉下ラインに沿って薄く塗りのばす。このとき、なるべく眉の形がくっきり見えるように塗るのが良いそう。

 次に、眉下ラインとコンシーラーの境目が無くなるように、指を使ってトントンと肌になじませる。アシュリーいわく、このひと手間でよりナチュラルな雰囲気に仕上がるのだとか。あとはお好みでハイライターなどを上に重ねたら、目力のある印象的な眉メイクの出来上がり。

 マスク着用時のメイクを魅力的に見せるためにも、眉下ラインのコンシーラーはとても重要。今まで使っていなかったという人は、さっそく次のメイクにコンシーラーを取り入れてみては。(フロントロウ編集部)

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