大ヒット中の『テッド・ラッソ』
Apple TV+のドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』が、大人気となっている。本作は2021年のエミー賞で20部門にノミネートされ、新作ドラマとしては史上最多のノミネート数を記録した。
2013年にアメリカのテレビ局NBCが制作したCMが元になっている本作は、CMでテッド・ラッソを演じたコメディアンで俳優のジェイソン・サダイキスが続投。これまでにシーズン2が配信され、シーズン3の制作もすでに決定している。
そんなシーズン3では、大きな変化があった。それはストーリーラインなどに関してではなく…、俳優たちのギャラの金額!
『テッド・ラッソ』キャストのギャラは…?
米Hollywood Reporterによると、ジェイソンのギャラは、シーズン2までは1話につき約2,800万円から3,300万円の間だったが、シーズン3からは、1話につき約1億1,000万円に! これは、脚本家やプロデューサーとしても制作に携わるクリエイターとしての彼に対するギャラも含まれるという。
また、レベッカを演じるハンナ・ワディンガム、キーリーを演じるジュノー・テンプル、ロイ・ケントを演じるブレット・ゴールドスタイン、コーチのビアードを演じるブレンダン・ハントは、これまで、1話につき約550万円から830万円の間だったギャラが、約1,400万円から1,700万円の間になるそう。
また、制作にも携わるブレットとブレンダンはギャラがアップした他に、俳優としてのギャラとは別の給与も交渉中だという。
アメリカのドラマ制作においては1話につき約1億円のギャラというのは、なくはない話。どちらかというと、これまでの『テッド・ラッソ』のキャストたちのギャラの安さのほうが意外に感じた人もいるかもしれない。とはいえ、シーズン3からのキャストたち、とくにジェイソンのギャラのあがりっぷりには、目が丸くなる。
それだけ『テッド・ラッソ』の人気が爆発しているということだろう。『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』は、AppleTV+で日本でも見ることができる。
(フロントロウ編集部)