グライムスが選ばれし者に
約2年ぶりのファッションの祭典メットガラに登場したカナダ出身のアーティストのグライムス。2018年のメットガラは恋人のイーロン・マスクと一緒に出席したが、今回は1人で参加したグライムスは、イリス・ヴァン・ヘルペン(Iris Van Herpen)のドレスを着用。
アメリカ人作家のフランク・ハーバートによる小説『デューン』に影響されたことを米Vogueに語ったグライムスは、シルバーのマスクに剣、そして光り輝く本を持ち、独特の雰囲気を醸し出していた。
そんなグライムスが、米Vogueの動画に登場。この動画は、メットガラの共同ホストであるビリー・アイリッシュやティモシー・シャラメ、大坂なおみ、アマンダ・ゴーマンをはじめとする限られた人しか出演することができないイメージ動画。
メットガラで着用したイリス・ヴァン・ヘルペンのドレスのまま撮影に挑んだグライムスは、ドレスをなびかせ、剣を空に掲げた神々しい姿を披露。そして最後は薄暗い空の下で開いていた光り輝く本を閉じて動画を終わらすという、持参した小物を駆使した動画に仕上がった。
自然をも味方につけたグライムスの神秘的な雰囲気と衣装が相まった動画には、35万回以上のいいねが押され、見る者を魅了した。(フロントロウ編集部)