ディズニーランドでキャストから「あるもの」を盗んで“ズル”をしたゲストが捕まった。(フロントロウ編集部)

ディズニーランドでゲストがキャストのiPadを盗む

 米フロリダ州オーランドに広大な敷地を構える世界最大のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)にあるディズニー・ハリウッド・スタジオで、今年6月、キャストが持っている業務用のiPadをゲストが盗んで“ズル”をするという珍事件が起きていたことがわかった。

 米Insiderが入手した報告書によると、ディズニーの調査員が、従業員専用のアプリケーションに不正なアクセスがあるのを見つけたことで事件が発覚。キャストではない男性が園内でゲストを非公式に案内したり、アトラクションの列の先頭に誘導したりする姿が確認されたという。

 どうやらこの男性は、列に並ばずに済むよう、盗んだiPadを使ってアトラクションに優先的に乗るための予約を不正に行なっていたようで、調査員は男性が再びズルをするか確認するためにアトラクションの係員にわざと男性の予約をキャンセルさせ、“犯行の瞬間”を確認。その後、通報を受けて駆けつけた警察官から「(ディズニー所有の)iPadを持っているか?」と聞かれた男性は、「はい」と素直にiPadを所持していることを認めたそう。ただし、キャストから盗んだことは否定しており、自身が働く会社のオーナーから渡されたと主張している。

画像: ディズニーランドでゲストがキャストのiPadを盗む

 報告書には、ディズニーが男性に対して不法侵入の警告を出したことは書かれていたが、罪に問われたどうかまでの記載はなかった。ただ、過去にディズニーから不法侵入で警告を受けたゲストは、そのほとんどがディズニーランド及びディズニーワールドの敷地内への「生涯出入り禁止」を通告されていることから、男性も同様の処分を言い渡された可能性が高い。(フロントロウ編集部)

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