10月15日に公開となる映画『最後の決闘裁判』に出演しているベン・アフレック&マット・デイモンが、自分たちのキャラクターの特徴的なヘアスタイルについて語った。(フロントロウ編集部)

リドリー・スコット監督最新作『最後の決闘裁判』10月公開

 映画『ブレードランナー』や『グラディエーター』をはじめとする数々のヒット作で知られるリドリー・スコット監督による最新作、映画『最後の決闘裁判』が2021年10月15日に日本公開となる。

 本作は、映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞脚本賞を受賞したマット・デイモンベン・アフレックが再びタッグを組み執筆した脚本を、リドリー監督が映画化した歴史大作。大親友と呼ばれるベン&マットは、この映画でなんと22年ぶりの共演となる。また、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』で英国テレビアカデミー賞主演女優賞、プライムタイム・エミー賞主演女優賞を受賞したジョディ・カマーも出演。

【あらすじ】
本作の舞台は、百年戦争の真っただ中だった14世紀のフランス。騎士ジャン・ド・カルージュが戦地から戻ると、従騎士のジャック・ル・グリが彼の妻をレイプしていたことが発覚。2人は親友だったが、許せないカルージュはル・グリの処刑を望み、裁判を起こす。しかし、お互いの意見が平行線をたどり全く解決しない事態に…。ついに2人は、「決闘裁判」で決着をつけることに決め、貴族や数千もの民衆が見つめるなか、甲冑に身を固め、命を懸けて戦うことに…。

 本作で描かれる裁判の判決は、600年以上経った今もなお歴史家たちの間で物議を醸しており、“世紀を超えた法廷スキャンダル”とも言われている。

画像: リドリー・スコット監督最新作『最後の決闘裁判』10月公開

 そんな本作で騎士ジャン・ド・カルージュを演じたマット・デイモンと、決闘裁判の訴えを聞き入れ、その行方を見守るピエール伯を演じたベン・アフレックが、本作で見せた特徴的なヘアスタイルについて、米EWのインタビューでコメントした。 

ベン・アフレック&マット・デイモンのブロンドヘアについて

 予告編からもわかる通り、『最後の決闘裁判』でマットは短めのマレットヘア、ベンはブラチナブロンドのショートヘアになって登場する。

 実はあの髪型は、作品の中でキャラクターをより際立たせるためにリドリー監督によって考えられたもので、マットは「リドリーはとても視覚的だ。僕らの顔を(この髪型をした別人の写真に)貼り付けたイメージ写真を送ってきたんだ」と語っている。

画像: ベン・アフレック&マット・デイモンのブロンドヘアについて

 ベンは「僕たちはちょっとショックを受けた」とブロンドヘアになることに衝撃を受けたことを明かしつつも、「でも、彼は素晴らしいビジュアル・アーティストだし、彼が監督だからこそ信頼できるんだ」とコメント。そして、「(この髪型は)僕たち2人が世間一般で見られる僕たちとは違う、別の世界の一部であることを感じさせるのに役立っている。それが彼の意図だと思う」と続けた。

 そして、「最初は、『うわー、これは衝撃的。本当にこれがうまくいくと思うのか?』と思った」と、自分の金髪が似合うかどうか心配だったことを漏らしたベン。「でも、彼(監督)は本当に確信していたから、『よし、君を信じよう、やろう』となったんだ』という感じだった」と、最終的には納得のいくルックスになったことを明かした。

 映画『最後の決闘裁判』は10月15日(金)に日本全国で公開。(フロントロウ編集部) 

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