エミー賞でひときわ目立ったアップヘア
現地時間9月19日にロサンゼルスのマイクロソフト・シアターにて開催されたエミー賞授賞式。うっとりするほど美しいドレスに身を包んだセレブたちのレッドカーペットスタイルで注目したいのが、オシャレなアップヘア。
2021年のエミー賞では、顔周りをすっきり見せたシニヨンやポニーテールといった王道のアップヘアにちょっぴりひねりを効かせたアレンジに視線が集中。それぞれの個性が光るアレンジが多くお披露目された。
エミー賞でセレブが披露した、360度どこから見ても美しいアップヘアアレンジを4つご紹介。
アニャ・テイラー=ジョイ:大きめのふんわりシニヨン
Netflixオリジナルドラマ『クイーンズ・ギャンビット』で主演を務めるアニャ・テイラー=ジョイは、アワードの際に披露する美しい姿がたびたび話題に。そんなアニャがエミー賞で取り入れたのは、ふんわりとしたシルエットが可愛い大きめのシニヨン。
毛束感を生かして複雑に編み込んでつくったシニヨンは、まるで王冠をかぶっているような美しい仕上がり。顔周りのヘアはすっきりとまとめて、ふんわりとしたシニヨンのフォルムを強調させた。
ヤラ・シャヒディ:縦向きが珍しい進化系リボンヘア
ディズニーが実写版『ピーター・パン』として制作する映画『ピーター・パン&ウェンディ(Peter Pan & Wendy)』に出演するヤラ・シャヒディは、産毛アレンジや超ボリューミーなモヒカン風ヘアなど、ちょっぴりエッジの効いたヘアをドレスに合わせるのが得意。そんなヤラは今回、リボンヘアをラグジュアリーに格上げしたアレンジに挑戦。
一見シンプルなシニヨンのようにも見えるこのアレンジは、よくみるとリボンの形を縦にした進化系リボンヘア。顔周りのヘアはきっちりと固めてタイトに仕上げることで、ボリューミーなジュエリーとの相性も抜群。
モーゼス・イングラム:チェーンで飾ったポニーテール
アニャと同じく『クイーンズ・ギャンビット』で注目を集めたモーゼス・イングラムは、小物使いがオシャレなポニーテールを披露。フロント部分は、おでこの産毛をアレンジしてラインストーンをオン。
そしてバックスタイルでは、細いシルバーのチェーンをエクステのようにアレンジ。ポニーテールの結び目に大量のチェーンを巻き付けて余った部分を垂らしたヘアが、華やかなドレススタイルにスパイスをプラス。トライバル調の模様をつくった刈上げを見せて、ほかのセレブとは一線を画す個性派ルックに仕上げた。
イッサ・レイ:細めの三つ編みを輪に
定番の三つ編みヘアに大胆なアレンジを加えたヘアを披露したのは、コメディドラマシリーズ『インセキュア』で出演と脚本をこなすイッサ・レイ。フロントから見るとセンターパートのタイトなまとめ髪に見えるイッサのヘアは、よく見ると顔の横に大きなフープピアスのような輪が見える。
イッサのヘアは、細く編んだ三つ編みを使って後頭部に輪をつくったアレンジ。中心には編み込みで縦長のシニヨンをつくり、それを囲むように三つ編みで大きな輪をつくれば、ヘッドドレスのいらない主役級アレンジのできあがり。ちなみに三つ編みで輪をつくるアレンジは、先日行なわれたメットガラでテッサ・トンプソンも取り入れるなど、注目度がアップしている。
エミー賞でセレブが披露したアップアレンジ。人と被らないヘアアレンジに挑戦したいときは、参考にしてみてもいいかも。(フロントロウ編集部)