MCU映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などでのドラックス役で知られる俳優のデイヴ・バウティスタが、虐待に遭って施設に保護されていた犬を家族として迎え入れたことを明らかに。虐待に遭わせた犯人を探すために自腹で懸賞金を出すことも発表した。(フロントロウ編集部)

デイヴ・バウティスタが虐待を受けていた犬を引き取る

 MCU映画でドラックスを演じている俳優のデイヴ・バウティスタが、米フロリダ州タンパベイにある動物保護団体Humane Societyで保護されていた、生後3ヶ月の子犬を引き取ったことを発表した。

画像: デイヴ・バウティスタが虐待を受けていた犬を引き取る

 セージという名前をつけられて施設に保護されていた子犬は、金属のチェーンが首に食い込んでいる状態で捨てられ、食べ物のゴミを漁っていたところを発見されて保護されていた。施設に到着したセージは、すぐにチェーンを取り除くための手術を受け、獣医による治療を受けた。施設によれば、セージは酷い傷を負っていたものの、獣医から治療を受けていた間は嬉しそうにしていたという。

 セージを治療した後で、施設はこの子の引き取り手を募集するためにオンラインで呼びかけたところ、デイヴ・バウティスタから“引き取りたい”とすぐに連絡を受けたそう。デイヴは大の動物好きとして知られ、2019年にも2匹のピットブルを保護施設から引き取り、一緒に生活している。

 Humane Societyはデイヴがセージを引き取りにきたことをインスタグラムで報告して、次のように綴った。「セージの件が目に留まったデイヴは、この子は自分のところに来るべきだと知っていたのです! よかったね、セージ! チェーンを首に埋め込まれたまま墓地で食べ物のゴミを漁っていたこの子が、デイヴと彼の子供たちである2匹のピットブルと一緒に最高の新生活を始めます! 引き取ってくださってありがとうございます、デイヴ! それから、セージの新しい名前はペニーになりました!」

デイヴ・バウティスタが犯人探しに懸賞金

 「僕にとって、子犬ほどピュアな存在はいないんだ」とデイヴはHumane Societyとのインタビューで語り、新たにペニーと名付けて家族に迎え入れた子犬を虐待した犯人への憤りを示した。「子犬を虐待できるなんて、人間の底辺だよ。動物をそんな風に虐待するなんて、根っからの悪魔だ。胸糞悪いよ」。

 デイヴに、新しく家族になるペニーを虐待した犯人を許す気は全くないようで、残虐な行為を行なった犯人を捕まえるために、自ら懸賞金を出すと宣言。「こんなことをしたクソ野郎の逮捕や有罪判決に繋がる情報をくれた方に、個人的に5,000ドルを現金でお渡しします」と、デイヴは有益な情報をくれた人に自腹で日本円にして約55万円を出すことを発表した。

 「加えて、Humane Society of Tampa Bayからも1,500ドル(約16万5,000円)が提供されます。何かご存知の方は、連絡してください」とインスタグラムに綴り、情報提供を呼びかけた。

 さらに、デイヴの呼びかけは俳優仲間の目にも留まることに。『アイアンマン2』でヴィランのウィップラッシュを演じたミッキー・ロークはデイヴの行動に賛同して、自分も情報提供者に自腹で1,000ドル(約11万円)の懸賞金を出すことを表明。いち早く犯人が見つかることを切に願う。(フロントロウ編集部)

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