ウィリアム・シャトナーが念願の宇宙へ
映画『スタートレック』シリーズやそのもととなったドラマ『宇宙大作戦』でカーク船長を演じた俳優のウィリアム・シャトナー(90)が、アマゾンの元CEOであるジェフ・ベゾス氏が設立した宇宙開発企業「ブルー・オリジン」が現地時間10月12日に打ち上げを予定しているロケットに搭乗することがわかった。90歳での宇宙飛行は史上最高齢。
ブルー・オリジン社は今年7月に同社初の有人飛行を成功させており、ロケットにはベゾス氏と彼の弟であるマーク・ベゾス氏、そして宇宙開発の先駆者とされる82歳の女性と、18歳の男子学生が一緒に搭乗した。
「宇宙の話はずっと前から聞いていた。この機会に自分の目で見てみたいと思う。なんという奇跡だろう」と、声明を通じて念願の宇宙旅行への期待を膨らませたウィリアムは、ブルー・オリジン社のロケット「ニュー・シェパード」に他の3人とともに搭乗し、同社にとって2回目の有人宇宙飛行に臨む。米TMZによると、約11分間の旅の模様はドキュメンタリーの一部として撮影されることになっているそう。
ちなみに、「長いあいだ宇宙を旅したいと思っていた」とプレスリリースを通じて明かしたウィリアムは、現在、ヒストリーチャンネルの番組『The UnXplained(原題)』のホスト兼エグゼクティブ・プロデューサーを務めており、UFOや宇宙人との交信に関する話など、不可解な謎を探求している。(フロントロウ編集部)