スターバックスの店員が作れないドリンクとは
世界的大手コーヒーチェーンのスターバックスといえば、客の好みに合わせてドリンクを作ってくれるだけでなく、いわゆる“裏メニュー”にも寛大な対応をしていることで知られるが、それでも作るのを断られてしまうドリンクがあるという。それは“食べ物”を使ったドリンク。
アメリカのスターバックスでは、店内で販売されているケーキポップやブラウニー、エッグバイツといった食べ物を「ドリンクにブレンドしてほしい」というリクエストが絶えないそうで、なかには自家製の食べ物を店に持ち込んで頼む人までいるのだとか。しかし、スターバックスの担当者が米Insiderに語ったところによると、「会社の方針でドリンクに食べ物を追加することは承認されていません」とのことで、客からどんなにお願いされようと“作ってはいけない”ことを明らかに。
じつは、この問題は過去にアメリカ版2ちゃんねると言われるネット掲示板「reddit」で議論されたことがあり、禁止されている理由について、スターバックスの現役店員を名乗る人物が「二次汚染や誤ってミキサーを破損させてしまう可能性があるから」と書き込みをしていた。
とはいえ、例外もある。スターバックスの担当者はInsiderに、コーヒー、ミルク、シロップはもちろんのこと、バナナやブルーベリー、エボリューション・フレッシュ(※スターバックスが製造・販売するフルーツ&野菜ジュース)も入れることができると語った。ただし、入れられるのは「それだけ」で、お気に入りのフラペチーノにブラウニーをブレンドしたいと思っても、スターバックスではできない。
自分自身ががっかりしないためだけでなく、バリスタが謝罪や説明をしなくて済むように、“食べ物は入れられない”ということだけは覚えておいたほうがよさそう。(フロントロウ編集部)