ザ・ウィークエンドが国連と協力して飢餓撲滅を目指す
2020年最大のヒット曲と言われる「Blinding Lights(ブラインディング・ライツ)」などの代表曲で知られるシンガーのザ・ウィークエンドが、国連世界食糧計画(WFP)のアンバサダーに就任することが発表された。
2020年のノーベル平和賞受賞者である国連世界食糧計画は、飢餓のない世界を目指して活動する国連の食料支援機関で、緊急時に食料を届ける支援活動のほか、紛争や自然災害、気候変動の影響を受けながら生活している人々のために平和で安定した道筋を築くべく、地域社会と協力して強い社会づくりに取り組んでいる。
過去1年間で複数の団体に300万ドル以上(※日本円で3億円以上)の寄付を行なうなど、自身のキャリアを通じて人道支援活動に力を入れるザ・ウィークエンドは、つい最近もエチオピア北部で発生した数ヵ月にわたる紛争を受けて、国連世界食糧計画によるエチオピアの救援活動に100万ドル(約1億1,000万円)を寄付している。この紛争はエチオピア系移民の両親のもとに生まれたザ・ウィークエンドに大きな衝撃を与え、最終的には国連世界食糧計画との関係を深めることになった。
今回のアンバサダー就任についてザ・ウィークエンドは、「国連世界食糧計画は、日々の生活を変え、救うための緊急かつ重要な活動を行なっていて、僕は世界の飢餓に対処し、困っている人々を助けることに情熱を感じている。僕たちのパートナーシップは、困っている人たちを助け、多くの苦しみを終わらせたいという僕たちの努力と意図の真の延長線上にある」とコメントしている。(フロントロウ編集部)