ロエベのサンダル、ヒール部分に注目
各ブランドがファッションウィークに合わせて最新コレクションを発表するなか、ロエベ(Loewe)もパリで2022年春夏コレクションを開催。2013年からファッションブランド、J.W.アンダーソン(J.W. Anderson)のデザイナーであるジョナサン・ウィリアム・アンダーソンが手掛けるロエベ。
新型コロナウイルスの感染拡大により、久しぶりに観客を入れてショーを行なったロエベは、モデルが床下から登場するという斬新な演出。ミニマルなブラックドレスから、金属製の素材が用いられたドレスまで幅広いデザインでファンを魅了した。
他にも胸部分がクリアな素材になっているアイテムなど斬新なデザインが多く登場したなか注目したいのが、数名のモデルたちが履いていたサンダル。正面から見るとストラップがついたいたって普通のサンダルだが、横を向くとヒール部分にアレンジが。
ヒール部分にデザインされているのは、マニキュアボトルをはじめ、割れた卵や石鹸、ろうそく、バラなど。遊び心が満載の斬新なヒールデザインが、ランウェイを駆け抜けた。
過去にはヴェトモン(Vetements)もライターや逆さになったエッフェル塔をヒールのデザインとして採用したことがあったが、ロエベも日用品を上手に使いながらアイテムへと昇華させた。(フロントロウ編集部)