俳優のジャレッド・レトが、イタリアで発生した新型コロナワクチンのグリーンパスに反対する暴動に巻き込まれ、催涙ガスの被害を受けた。(フロントロウ編集部)
ジャレッド・レト、新型コロナワクチンのグリーンパス暴動に巻き込まれる
世界的ファッションブランド「グッチ」創業者一族の確執と、マウリツィオ・グッチ殺害事件を描くリドリー・スコット監督による映画『ハウス・オブ・グッチ』に出演しているジャレッド・レトが、イタリアで新型コロナワクチンのデモに巻き込まれ、催涙ガスの被害を受けた。
ジャレッドは自身のインスタグラムのストーリーズで暴動に巻き込まれた当時の様子を明かし、「イタリアで抗議活動に巻き込まれた。僕がわかったところによると、ワクチンの義務化のグリーンパスについて(のデモ)だった。催涙ガスを浴び、そこで僕はお開きとした」と明かし、武装した警察と抗議を行う市民の写真を投稿。
イタリアでは、新型コロナウイルスワクチンの接種完了や陰性証明を示す「グリーンパス」が義務付けられており、英BBCによると10月15日からはグリーンパスを持たない労働者は出勤停止となり、5日経過すると給料の支払いが止まる可能性があるという。このデモには約1万人のイタリア市民が参加し、激化した暴動を鎮圧するため、警察は催涙ガスと水鉄砲で対応していた。(フロントロウ編集部)