ティモシー・シャラメが、『チョコレート工場の秘密』の前日譚である『Wonka』で歌声を披露! 撮影風景が陽気。(フロントロウ編集部)

ティモシーがウォンカを演じる『Wonka』

 イギリスの児童文学作家ロアルド・ダールによる『チョコレート工場の秘密』に登場するウィリー・ウォンカは、これまでにジーン・ワイルダーやジョニー・デップが演じてきた名キャラクター。そしてそんなウォンカの若かりし頃を描く映画『Wonka(原題)』で主演を務めるのが、若手のなかでも個性派俳優として人気を博すティモシー・シャラメ

 『Wonka』には、『Mr.ビーン』シリーズのローワン・アトキンソンや映画『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス、ドラマ『ザ・クラウン』のオリヴィア・コールマンといった演技派も出演。現在、イギリスで撮影が進められており、マット・ルーカスとトム・ディヴィスが演じるキャラクターたちの姿からは、原作ファンも納得のユニークさが溢れている。

 そんな『Wonka』は、どのような作品になるのだろうか。少なくとも1つのことが分かっている。それは、本作はミュージカルだということ!

画像: 『Wonka』撮影中のティモシー・シャラメ。

『Wonka』撮影中のティモシー・シャラメ。

ティモシー・シャラメ、アビーロードスタジオで収録

 イギリスで目撃された撮影風景からも、その陽気な雰囲気が伝わってくる本作では、もちろん、ティモシーが歌を歌う! 

 米Timeのインタビューでティモシーが明かしたところによると、彼が歌をレコーディングしているのは、なんと、かのロンドンのアビーロードスタジオ。ザ・ビートルズの楽曲でも有名なアビーロードにあるスタジオは、これまでにも多くのミュージシャンがレコーディングに使用してきた。

 そんなスタジオでのレコーディングを経験したティモシーは、「分不相応だと感じたよ。歴史を汚してしまっているってね!」との思いを話す。

 とはいえ、ティモシーはこれまで、演劇作品や映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』などで歌声を披露しており、歌もこなせることは証明済み。ウィリー・ウォンカがティモシーにハマり役であることは誰しもが感じているところで、ミュージカルという新ジャンルで彼がどのような才能を見せてくれるのかに期待。

 ティモシーは本作を、「人生における暗い気持ちを深堀りするものじゃない。普通じゃないこと、そしてあまり上手くいかない自分の変な部分も大丈夫だっていうことについての祝福なんだ」と説明している。

 『Wonka』は2023年3月17日に全米公開予定。

(フロントロウ編集部)

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