シンガーや俳優として活躍するセレーナ・ゴメスが、スマホからインスタグラムのアプリを削除した理由とは。(フロントロウ編集部)

セレーナ・ゴメスがインスタと距離を置き続けるワケ

 Huluの新作ドラマ『Only Murders In The Building(オンリー・マーダーズ・イン・ザ・ビルディング)』や、コールドプレイとのコラボ曲が話題のセレーナ・ゴメスが、今やコミュニケーションツールとして欠かせないインスタグラムを削除した理由と、そのことが自身に与えた影響について米WWDのインタビューで語った。

 ご存じの方も多いと思うが、今から約3年前、セレーナは「使い続けていると気分が落ち込む」という理由で自分のスマホからインスタグラムのアプリを削除。現在もなお、投稿したい写真と文言をアシスタントにメールして代わりにやってもらうという方法で、自身の公式アカウントへの投稿を行なっている。

画像: セレーナ・ゴメスがインスタと距離を置き続けるワケ

 「(自分のスマホからインスタグラムを削除したことが)私がこれまで健康でいられた理由のひとつであり、大部分でもある」と話すセレーナは、「私は今、ポップカルチャーの世界でどんなことが起きているのか知らない。それが私をハッピーにしてくれる。ほかの人たちにとってはそうじゃないかもしれないけど、私は人生を救われた」と言うと、さらにこう続けた。

 「率直に言って、『情報が多すぎる』と思った。私の私生活に関することがあちこちに広がっていて、コントロールできない状態になっていた。自分の考えや消費しているものすべてが、顔も名前も知らない何百万というあかの他人が好き勝手言っていることを中心に回っているように感じた。そして、私は思ったの。『そこから得られるものは何もない。私に命を与えてくれるものはひとつもない』って。その瞬間、私のなかで何かが吹っ切れて、(インスタグラムを)やめる決断をした。本当はアカウントごと完全に削除したかったんだけど、私のチームは賢いから削除しないように説得された。あのとき削除しなくてよかったと思ってる。(ファンを含む外部の人たちと)つながりを持つのに素晴らしい手段だし、今は使うたびに、自分が自分に正直で忠実であることを知って嬉しくなる」

 ちなみに、セレーナは来年7月に30歳を迎えるが、年々、歳を重ねる楽しみが増しているそうで、「私は歳を重ねるのが好き。人生を生きることが好きだし、学ぶこと、成長すること、旅をすること、素晴らしい人たちに出会うことが好きなの。だからワクワクしてる」とも語っている。(フロントロウ編集部)

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