心臓、脳みそ、指…等身大の食べられるボディパーツが2021年のハロウィンにイギリスで飛ぶように売れているという。(フロントロウ編集部)

ハロウィンに向けて数百個を制作中

 イギリスのエセックスでThe Edible Museum(直訳:食べられるミュージアム)というミュージアムを運営するサラ・ハーディいわく、今年は世界中から“食べられるボディパーツ”の注文が殺到しているという。

 サラはチョコレートで美しくリアルな作品を作るプロなのだが、人間の心臓風のチョコレートは今年最大のヒット作となっており、ハロウィンに向けて25ポンド(約4,000円)の“心臓”を数百個作っているところだそう。12センチ・180グラムの心臓チョコは地元の肉屋で購入した豚の心臓の型を取って制作されているため、超リアル。

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 サラはフロントロウ編集部に、「食べられるハートは本当に大人気で、とくにハロウィンは大忙しです。医師からゴスロリ好きまで、いろいろな方から注文を受けます。ちょうど、アメリカの心臓専門医の大量注文の発送を終えたところです」と、現在の多忙ぶりを明かした。

 ミュージアムでは、脳みそチョコレートも販売中。こちらは右脳か左脳を選べるという。

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 母親のアンティークショップで育ち、引き出しの中の仮歯やヴィクトリア朝のかつら、革製の医者用バッグなど、あらゆる珍品で遊ぶのが大好きだったというサラ。その後、ノリッチ・アート・スクールで学び、彫刻を専門とするアーティスト活動や国際的な博物館のための蝋人形の制作などをした後、フードアーティストとなり、5年前にザ・エディブル・ミュージアムを設立。

 大ヒット商品である心臓チョコレートのほかにも、チョコレートで出来たカラスの頭蓋骨、切断された指、ナッタージャックのヒキガエルなど、ハロウィンにぴったりの不気味なスイーツを作っているそう。気になる人は、ミュージアムの公式インスタグラム(@theediblemuseum)をのぞいてみて。

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(フロントロウ編集部)

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