マクドナルドのポテトは中毒性が高い?食べ始めたら止まらないのは「アレ」のせいだった!(フロントロウ編集部)

マクドナルドのポテトの中毒性が高い理由

 大手ファストフードチェーンのマクドナルドにおいて、王道のハンバーガーやチーズバーガー、ボリュームたっぷりのビッグマックといったレギュラーメニューをおさえて、圧倒的人気を誇るマックフライポテト。「こんなに食べたら太るかも」「体に悪そう」といった罪悪感を覚えながらも、ついつい手が伸びてしまうという人が多いと思うが、じつは食べ始めたら止まらないのには理由があった。

 中毒性が高いのは、MSG(L−グルタミン酸ナトリウム)が含まれているからという説もあるが、実際のところどうなのか? 栄養士のロビン・ミラー氏が米Mashedに語った話によると、ポテトのデンプンに含まれる「糖分」とそこにトウモロコシ由来の単純糖質(ブドウ糖)が加わることで、美味しさが倍増するのだという。さらに、ポテトの「塩味」が脳を快楽のオーバードライブに陥らせるのだそうで、ミラー氏はその仕組みについて「塩辛いものを食べるとドーパミンという幸せホルモンのほかに、快感や満足感を刺激する脳内化学物質の放出が誘発されるのです」と説明している。つまり、これが食べ始めたら止まらない“やみつき”の理由というわけ。

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 加えてマクドナルドのポテトには糖分、塩分、そして脂肪分の三拍子がそろっている。マクドナルドのポテトは当初、牛脂で揚げられており、この牛脂のおかげで味に驚くほどの深みが出て、ライバルチェーンの追随を許さないほどのコクが生むことができた。その後、ポテトに動脈硬化の原因となる飽和脂肪酸が含まれていることが指摘されたため、不飽和脂肪酸のブレンド油に変更。現在は牛脂に代わって、小麦と牛乳から作られたビーフフレーバーを加えることで以前と変わらぬ美味しさをキープしている。

 ちなみに、ミラー氏いわく、「人間の脳は最初のひと口で満足してしまうと、もっと食べたくなってしまう」そうなので、食べ過ぎを防ぐには脳からの要求に逆らって“自制”するしかないようだ。(フロントロウ編集部)

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