キャンペーン動画で、話題のセレブが「心の声」を表現
カルバン・クラインの新キャンペーンのテーマは「The Language of Calvin Klein」。ヴィジュアルや映像は、カルバン・クラインのアイテムに身を包んだフランチェスカが、現実の世界で「心の声」によって自己表現する姿を映し出すアイロニックな内容に仕上がっており、現代社会の若者のリアルな気持ちを代弁した描写が、ファッション界で反響を呼んだ。
そんな話題の俳優フランチェスカ・スコセッシに、撮影秘話やカルバン・クラインの魅力についてフロントロウ編集部がインタヴュー！
カルバン・クラインのキャンペーン『The Language of Calvin Klein』での撮影を振り返って、印象的な部分はどんなことですか？
カルバン・クラインのキャンペーン撮影では記憶に残るビハインドが数多くありました。何か1つ選ぶとしたら、撮影の終盤にクルーが駐車場で写真を撮るために、私をトレイラーから急いで出させたの。その時は日が沈み始めたぐらいの時間で、クルーたちが私に「濡れることに抵抗がない？」って聞いて。もちろん私は全く問題なかったけど！
そして大きな消防車が私の横に来て、放水し始めたの！ その時私はデニムスカートに、厚底の靴、白のタンクトップを着て、デニムジャケットを持っていて。トラックの後ろから冷たい水が私に向かって物凄い勢いで出てきて、頭から先までに降りかかった。デニムは信じられないぐらい重くなって、靴の中は水浸しになって、歩くたびに波が立ったような音がした。
クルーたちはまだ足りないと思ったのか、さらに頭からボトル1本ぐらいをかけたの。メイクは完全に落ちたけどみんなすごく楽しんでた。撮影の終わり方としては本当に最高だったし、その舞台裏のショットがあれば私も見たい。
カルバン・クラインはあなたにとってどんなブランドですか？ カルバン・クラインの魅力とは？
カルバン・クラインは何年も前から愛用しているブランドです。絶対に忘れ去られることのない名前。私にとってカルバン・クラインの魅力は心地良さがあって、プライバシーで、親密なもので、自分に素直になれる、セルフラブ、そしてコミュニティでもあります。
カルバン・クラインのお気に入りアイテムはを教えて下さい。普段の生活では、どういったスタイルがお好きですか？
カルバン・クラインのブラレットは本当に着心地が良いから大好きです。寝るときのアンダーウェアとしてもイチオシ。今回の撮影の衣装だったジーンズも持っています。それは私が唯一履くジーンズです。ここ数年ジーンズはあまり好きではなかったです、なぜかというと着心地の面であまり良さを感じられなかったから。でも、今は少し自分のファッションスタイルを変えようかなと思います。カルバン・クラインのジーンズはかなり着心地がいいんですよ！
最近はニューヨークで過ごして、NYUでフィルムの勉強していますよね。映画の勉強によって演じることについて得たものはありましたか？また、裏方の仕事としてほかに気になっている仕事はありますか？
私は演技の勉強をしているわけではないですが、俳優たちを導くことはいかにその技能が重要か、そして演者には何が期待されるかを知ることができます。プロダクションデザインにも興味があって、とても好きです。でも監督することも演技と同じぐらい大好きです。
普段どのような言葉/方法で自己表現をしますか？
アートです！ フィルムだけではなくて、何か描いたり、絵を塗ったり、スケッチしたり、音楽や写真、物書きでも自己表現をします！
カルバン・クラインのキャンペーン動画の中で「心の声」と言っていましたが、それはあなたにとってどのような意味がありますか？
私はよく考え過ぎてしまいます。私自身すごく、何かを作るという事を大事にしている人間で、だからこそ時々、とくに最近ネガティブになることがあります。私の中にはいつも考えやアイデアがあるのですが、自分の中でうねったり弾けたり常に変わっているような感覚。
一番悪いのは私が何にも集中することができなくなった時です。そして、そのこと自体に集中するようになり、考え込んで疲れてしまう。その問題は私が日常的に向き合っている問題です。メンタルヘルスはすごく現実的で、複雑な難しい病気で、世界中の誰もがそれぞれのタイミングで向き合うことですよね。みんながそういった問題をそれぞれのものとして扱って欲しいと思います。
Actress Francesca Scorsese Shares Thoughts in the Elevator | The Language of Calvin Klein #mycalvins
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（フロントロウ編集部）
