『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』の撮影がスタート
2023年5月5日に全米公開が予定されているMCUの新作映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3(Guardians of the Galaxy Vol. 3)』の撮影がついにスタートしたよう。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズとしては、2017年に公開された『リミックス』以来、実に6年ぶりの新作となる。
今回、ネビュラを演じている俳優のカレン・ギランや、監督のジェームズ・ガンがセットでの集合写真をそれぞれのSNSで公開した。前2作で監督を務め、シリーズ3作目となる新作でも指揮を執るガン監督は、2018年に既に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』の脚本を完成させていたものの、過去にツイッターに投稿した児童虐待を肯定するようなツイートが発掘されたことを受け、ディズニーが彼を解雇。その後、本作の制作中断を経て、キャストたちの希望もあって監督に復帰を果たしたという経緯がある。
カレンは、「ガーディアンズのファミリーに再会できて、私たちの恐れ知らずのリーダーがふさわしい立場にいる形で再会できて、本当に嬉しい!この映画はみんなを驚かせるよ。みんな備えていて」と、キャストたちとの再会を喜ぶコメントを添えて、集合写真を投稿した。
今回、投稿された集合写真は、これまでの作品でネビュラを演じるにあたってスキンヘッドにしていたことでも知られるカレンを含め、キャストたちがメイクをする前に撮影されたもの。ちなみに、1列目の右側で方膝立ちをしているのがカレン。
そして、真ん中のガン監督を挟んで左側に膝立ちしているのが、1作目ではメイク時間が「5時間」かかっていたと語るドラックス役のデイヴ・バウティスタ。カレンの後ろ側で背中合わせに立っているのが、スターロード役のクリス・プラットとガモーラ役のゾーイ・サルダナで、デイヴの後ろに立っているのがマンティス役のポム・クレメンティエフとなっており、クリスの隣で腕を組んでいる、ガン監督の弟であるショーン・ガンは、ブラッドリー・クーパーが声優を務めるロケットのモーションを担当している。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』のあらすじなどの詳細はもちろんまだ明らかになっていないものの、ドラックス役のデイヴは本作をもって引退することを表明しているほか、ガン監督は今年7月に米EWに本作について「かなりヘビーな内容になっている。より重いストーリーなので、感情的なプロセスを経ることになる」と語っている。(フロントロウ編集部)