6月からアトランタで撮影がスタート
2018年に故チャドウィック・ボーズマンが主演を務めた、MCU映画『ブラックパンサー』の続編として制作が進められ、前作から続投するライアン・クーグラー監督のもと6月末から米アトランタで撮影が行なわれている映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther:Wakanda Forever)』。
本作は2021年6月末から約半年に及ぶ撮影をスタートさせたのだが、その矢先、チャドウィック演じるティ・チャラの妹シュリを演じた俳優のレティーシャ・ライトがスタントで負傷し、現在は母国イギリスで療養している。
レティーシャは2022年初頭に仕事に復帰する予定と言われているが、ここで問題が発生した。
レティーシャがワクチン未接種の可能性
レティーシャは新型コロナウイルスワクチンの安全性に疑問を呈する内容の動画をSNSでシェアして大炎上し、自身のSNSを通じて、「誰かを傷つけるつもりはありませんでした。あの動画を投稿したのは、ワクチンに一体何が含まれていて、私たちは何を体内に入れようとしているのかが心配だったからです。それ以外の意図はありません」とコメント。そんななか、The Hollywood Reporter はレティーシャがワクチンを打っていないという情報を報じた。
ワクチンを打つ、打たないは個人の自由のため、強制することは出来ないが、アメリカは11月8日からアメリカへの渡航者全員に、飛行機に乗る前に2度のワクチンを受け、ワクチンの状況を証明する書類を提出することを義務付ける規則をもうけたため、レティーシャがワクチンを受けていなければアメリカに入国することは出来ない可能性が高い。
これにより2022年11月にアメリカで公開される予定となっている『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』の撮影に遅れが生じるかもしれないと囁かれている。
レティーシャの代理人は「レティーシャは、『ブラックパンサー2』の撮影で負った怪我を9月からロンドンで療養しており、2022年初頭に仕事に復帰することを楽しみにしています。レティーシャのために祈り続けてくれることを願います」と声明を出しているが、果たしてどうなるのか。(フロントロウ編集部)