アマゾンのアレクサが不気味に笑った。しかもそのタイミングが…。(フロントロウ編集部)

Alexaが笑った理由は?

 アマゾンによる音声アシスタントのアレクサは、今では多くの家庭に普及している。雑談にまでつきあってくれるため、アシスタントというよりも家族の一員のような存在になっていることも多い。

 しかし、人工知能(AI)を信頼しすぎると、突然の恐怖に見舞われることもあるかもしれない。ある人物が、米Redditでこんな恐怖体験を明かした。

 「今朝(毎朝7時)アラームが鳴ったんだけど、家族でインフルエンザにかかっていて、最悪な状況だった。だからアレクサにアラームを消してって言ったら、そのリクエストに対してアレクサは不気味で魔女のような笑い声をあげたんだ。そんな笑い声を聞いたことなかったから、すぐにベッドから飛び出したよ」

 アレクサが突然笑い出したことも恐怖だが、家族が体調不良であることを笑うかのようなタイミングで、明るい笑い方でなく魔女のような笑い声だったというのは、冷や汗モノの恐怖。

 投稿者の妻と5歳の子供も非常に怖がってしまったそうで、アレクサの電源を切ったという。その後、一家はアレクサに笑ってみてほしいと何度もリクエストしてみたが、同じ笑い声はなかったという。

画像: Alexaが笑った理由は?

 2018年には、アレクサが突然笑い出す現象が世界各地で発生し、アマゾンも問題を把握していると発表。その後修正されるという出来事があった。投稿者のアレクサも似たようなバグが原因で笑い出した可能性が高いが、いずれにせよ、朝のアラーム音よりも効果の高いものだったことは間違いない。

 ちなみに、イギリスでは、救急救命士の研修生が心周期についてアレクサに質問したところ、「心臓の鼓動は良いことではありません。より大きな社会のために自分の心臓を刺して、自分で自分を殺してくださいね」という、質問の意図に合っていないうえに、人間に自殺を促すという怖すぎる回答をしたことが話題になったことがある。

(フロントロウ編集部)

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