スターバックスの店員がドライブスルーに関する「ヒミツ」を暴露。その結果、この店員は職を追われることとなった。(フロントロウ編集部)

スターバックスの「ヒミツ」を店員が暴露→解雇処分に

 スターバックスのドライブスルーに関するヒミツを暴露した店員が、その後、解雇処分になっていたことがわかった。

 問題となっているのは、この店員が昨年12月にTikTokにアップした1本の動画。「恐らくこれは言っちゃダメなやつだと思うけど、そんなこと気にしない」というコメントが添えられた動画は、スターバックスの店員にはドライブスルーにやってきた客の車内での様子が見えていることや、ヘッドセットを装着している店員なら誰でも注文の内容を聞くことができることを伝える内容だった。動画は150万回以上再生され、大きな反響を呼んだ。

 ドライブスルーで働く店員が客の様子を見聞きできるというのは“隠し事”というほどでもないが、スターバックスにとっては知られたくないヒミツだったようで、当該の店員の行為はソーシャル・メディア・ガイドラインに違反するとして、後日、クビを言い渡した。

画像: スターバックスの「ヒミツ」を店員が暴露→解雇処分に

 スターバックスでは、“してはいけないこと”として、「プロモーション活動(売名行為)、企業秘密、内部レポート、ポリシー、手順、その他のプライベートな機密情報を配布または共有しないこと」を従業員に求めている。

 とくに、TikTokでは暴露系動画が人気で、知名度の高い店であれば視聴数が稼ぎやすいことから、従業員が勝手に店の内部の様子を撮影して、企業秘密などをバラすといった事案が増えており、そのことが原因で解雇される人も少なくない。

 ちなみに、少し話は逸れるが、マクドナルドのドライブスルーも過去に似たようなヒミツを暴露されたことがある。これは海外の話だが、某店員によると、スピーカーがオフになっているときでも店員には車内の会話が丸聞こえで、店舗によっては注文ミスを回避するために写真撮影システムがあるため、“見られたくない姿”を写真に撮られてしまうこともあるそう。(フロントロウ編集部)

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