2002年に公開されたシリーズ2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に登場するハーマイオニーの印象的なシーンを、エマ・ワトソンではない他の俳優が演じていたことが判明した。(フロントロウ編集部)

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』実はエマ・ワトソンがハーマイオニーを演じていないシーン

 今月、2001年11月に1作目となる映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから20周年を迎えた映画『ハリー・ポッター』シリーズ。10年にわたってメインキャラクターの1人であるハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンも先日、20周年に際してメッセージを寄せていたが、実は、シリーズの印象的なシーンのいくつかでは、エマではなく、彼女のボディダブル(影武者)が演じていたという。

画像1: 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』実はエマ・ワトソンがハーマイオニーを演じていないシーン

 本人がシーンを演じられない場合にボディダブルがその人に代わってそのシーンを演じるというのはよくある話だが、もちろん見事に編集されているため、完成した映像作品でどのシーンがボディダブルによる演技かを見分けるのは至難の技。

 今回、『ハリー・ポッター』シリーズの20周年を記念して、米掲示板サイトRedditにてエマのボディダブルを演じていたフリック・マイルズがQ&Aを実施。“実はエマではなく、あなたがハーマイオニーを演じていた意外なシーンはありますか?”というファンからの質問に回答して、そのシーンを明かした。

 それは、2002年に公開された2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で描かれた、ハーマイオニーが猫になってしまうシーン! これは、ハーマイオニーがドラコ・マルフォイに会うため、髪の毛など変身したい人の一部を入れるとその人に変身できるポリジュース薬でスリザリンのミリセント・ブルストロードに変身しようとした時に、誤って猫に変身してしまうというシーンなのだが、フリックによれば、「メイクに使った糊にエマがアレルギー反応を起こしてしまって、私が代わったんだ」そう。

 さらに、『秘密の部屋』では、ハーマイオニーがバジリスクによって石にされるシーンも描かれるが、この石も、「私の身体で型をとった」ものだとフリックは明かした。

画像2: 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』実はエマ・ワトソンがハーマイオニーを演じていないシーン

 そんなフリックはエマや、ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリーを演じたルパート・グリントとは「大切な思い出しかない」として、「子供同士でよく一緒にいたし、一緒に出かけたり遊んだりした。卓球をしたり、ボードゲームをしたり、映画を観たりするのが好きだったの。ロケに行った時にホテルにプールがあったら、よく撮影後に一緒に泳いでいた」と3人との思い出も明かした。(フロントロウ編集部)

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